株式会社リンクスインターナショナルは、EVGA製のIntel P55 Express搭載マザーボード3モデルを8月7日に発売する。価格はすべてオープンプライス。
いずれの製品も特徴として、ソケットはLGA1156でありながら、LGA775のCPUクーラーを流用できる装着ホールを装備。また、テスターを使って電圧を計測できる電圧リードポイント、CPU電圧の低下を防ぐ「Vdroop Control」、自動的にCPUをオーバークロックする「Dummy OC」機能を搭載。Windows上からオーバークロック設定が行なえるソフト「E-LEET」が付属する。
ECP V2 |
「132-LF-E657-KR」はATXフォームファクタのマザーボード。店頭予想価格は22,800円前後の見込み。12+2フェーズのPWM電源回路や、最大600Wまで供給可能なデュアル12V8ピン補助電源コネクタ、日本製固体コンデンサなどを搭載。また、マザーボードから独立してPOSTコードや電圧のコントロールが可能な「ECP V2」が付属する。
内部ストレージインターフェイスはSATA(3Gbps)×6。拡張スロットは、PCI Express x16(2.0)×3(それぞれx16/x8/x4レーン接続)、同x1×1、PCI×2。バックパネルインターフェイスは、USB 2.0×6、eSATA/USB 2.0コンボポート、eSATA、IEEE 1394、Gigabit Ethernet、PS/2、音声入出力などを備える。
「132-LF-E655-KR」もATXフォームファクタのマザーボード。店頭予想価格は20,800円前後の見込み。132-LF-E657-KRからPWM電源フェーズを8+2に、12V8ピン補助電源コネクタを1基に変更したほか、ECP V2 コントロールパネルも省かれている。そのほかの仕様はほぼ同様。
「121-LF-E652-KR」はmicroATXフォームファクタのマザーボード。店頭予想価格は17,400円前後の見込み。6+2フェーズのPWM電源回路や固体コンデンサなどを搭載する。
内部ストレージインターフェイスはSATA(3Gbps)×6。拡張スロットはPCI Express x16×2(x8動作×2)、同x1×1、PCI×1。バックパネルインターフェイスは132-LF-E657-KRに準じる。
いずれもソケットはLGA1156。対応CPUはCore i7/i5/i3、Pentium Gなど。メモリはDDR3で、スロットは4基、最大16GBまでをサポートする。また、NVIDIA SLIに対応する。
132-LF-E655-KR | 121-LF-E652-KR |
(2010年 8月 5日)
[Reported by 劉 尭]