ASUSTeK Computerは、NVIDIA Optimusテクノロジを搭載したノートPC「U30Jc」のラインナップを拡充し、4モデルを17日より発売する。

　4月に発売したU30Jcの継続で、CPUの違いで2モデル、Office Personal 2010プリインストールの有無(型番末尾:S)で2モデルの計4モデルが用意される。

　上位モデル「U30Jc-QX075V」、「同S」はCPUにCore i5-450M(2.40GHz)を搭載し性能向上を図った(従来はCore i5-430、2.26GHz)。価格は99,800円、119,800円。

　下位モデル「U30Jc-QX073V」、「同S」はCore i3-370M(2.40GHz)を搭載して低価格化した。価格は89,800円、109,800円。

　そのほかは従来と同様、NVIDIA Optimus技術でIGPとGPUの動的な切り替えが可能。DirectX/DXVA/CUDAなど、GPUを使った方が有利なアプリケーションでのみGPUがオンになり、バッテリ駆動時間と性能を両立できる。

　CPUとOfficeの有無以外の仕様はほぼ共通で、メモリ2GB、Intel HM55 Expressチップセット、GPUにGeForce 310M(512MB)、320GB　HDD、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット表示対応13.3型ワイド液晶ディスプレイ、OSにWindows 7 Home Premium(64bit)などを搭載する。

　インターフェイスは、SDカード/メモリースティック(PRO)/xD-PictureCard対応スロット、USB 2.0×3、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、30万画素Webカメラなどを備える。

　バッテリは8セルリチウムイオンで、駆動時間はU30Jc-QX75V、同Sが約8.8時間、U30Jc-QX073V、同Sが約9.1時間。本体サイズは328×238×20～29.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.1kg。