東芝、四日市にNANDフラッシュメモリの第5製造棟を建設

3月23日 発表



 株式会社東芝は23日、三重県の四日市工場に第5製造棟を建設することを決定したと発表した。

 現在第4製造棟まで稼働している四日市工場では、NANDフラッシュメモリを製造している。昨今の金融危機により、需要は低迷していたが、スマートフォンなど新しいアプリケーションを中心に需要が増加傾向にあり、中長期的にも市場拡大が見込まれることから新棟建設を決定した。

 竣工予定は2011年春で、免震構造を採用するほか、省エネや燃料消費削減を通じ、第4製造棟よりCO2排出量を12%低減する。具体的投資内容や生産能力、生産計画については順次決定していくとしている。

(2010年 3月 23日)

[Reported by 若杉 紀彦]