Intel、次期Xeon MPと共通プラットフォームの「Itanium 9300」

2月8日(現地時間) 発表



 米Intelは8日(現地時間)、コード名「Tukwila」で開発されていたサーバー向けCPU「Itanium 9300」シリーズを発表した。

 ラインナップは9350、9340、9330、9320、9310の5モデル。主な仕様と1,000個ロット時の価格は以下の通り。

 動作クロックL3キャッシュコア数TDP価格
93501.73GHz24MB4185W354,380円
93401.60GHz20MB4185W190,120円
93301.46GHz20MB4155W190,120円
93201.33GHz16MB4155W149,030円
93101.60GHz10MB2130W87,350円

 Itanium 9300は、現行のItanium 9100の後継となるミッションクリティカルサーバー向けのCPU。上位4モデルは9100の2コアから4コアに倍増し、Hyper-Threadingにより8スレッドを実行できる。また、Turbo Boostに対応する。性能は2倍以上に向上したという。

 新しい特徴として、次期Xeon MP(開発コード名Nehalem EX)とプラットフォームを共通化。CPUとチップセットの接続は4.8GT/secのQPI(QuickPath Interconnect)で、Intel 7500チップセット、DDR3メモリで運用できる。

(2010年 2月 9日)

[Reported by 山田 幸治]