日本AMD、代表取締役に元デルの宮本啓志氏が就任
~吉沢俊介氏は取締役会長へ

宮本啓志氏
1月20日 発表


 日本AMD株式会社は20日、日本法人の代表取締役社長に宮本啓志(みやもと ひろし)氏が就任したと発表した。同氏は、米国AMD上席副社長 アジアパシフィック地域営業統括のBenjamin J. Williams氏の直属として、日本での販売/マーケティング、ならびに経営全般を統括する。

 宮本氏は日本AMD入社前、デル株式会社でラージ・エンタープライズ部門のソリューション・イノベーションマーケティング本部長として、アジア太平洋地域におけるソリューション/マーケティング基盤の開発に携わってきた。

 また、デル入社以前は、ITユーティリティベンダーのサヴィス・コミュニケーションズ株式会社の代表取締役、および技術系ベンチャー・キャピタル会社Constellatin Venturesの日本代表、ソニー株式会社の経営戦略部の部長を務めた経験がある。

 リリースの中でWilliams氏は、「日本はAMDにとって極めて重要な地域。顧客との関係の強化、事業の発展において、コンシューマとビジネスの両分野における宮本氏の確固たる実績は、日本AMDの大きな財産になると確信している」と述べている。

 前任の吉沢俊介氏は、取締役会長として就任した。

(2010年 1月 20日)

[Reported by 劉 尭]