ソニー、Core i7搭載のフラグシップノート「VAIO F」シリーズ

VAIO Fシリーズ

1月23日 発売

価格:オープンプライス



 ソニーは、フラグシップノートPC「VAIO F」シリーズ3モデルを1月23日に発売する。価格はオープンプライス。

 これまでのフラグシップだった18.4型「VAIO A」シリーズとVAIO Fシリーズを統合し、新たに16.4型でフラグシップモデルを展開する。3モデルともに1,920×1,080ドット(フルHD)表示対応の16.4型ワイド液晶、GPUにGeForceを採用し、高画質エンジン「Motion Reality HD」を搭載する。

 新たに、写真と動画の管理を統合した新アプリケーション「Picture Motion Browser VAIO Edition」を追加。超解像HDアップコンバートやノイズ除去、手ぶれ補正などの編集や動画作成を、NVIDIA CUDAによるGPU演算を使って行なえる。

 上位モデルの「VPCF119FJ/BI」では、Adobe RGBカバー率100%/ノングレアの「VAIOディスプレイプレミアム」を搭載するほか、AdobeのLightroom 2、Photoshop Elements 8、Premiere Elements 8もプリインストールされる。店頭予想価格は24万円前後の見込み。

 主な仕様は、Core i7-720QM(1.60GHz)、メモリ4GB、HDD 500GB、GPUにGeForce GT 330M(1GB)、Blu-ray Discドライブ、フルHD/Adobe RGB対応16.4型ワイド液晶、地上デジタルTVチューナ×2、OSにWindows 7 Home Premium(64bit)、Office Personal 2007を搭載。

 下位モデル「VPCF117FJ/W」は、Core i3-330M(2.13GHz)、GeForce 310M(512MB)、DVDスーパーマルチドライブ、16.4型フルHD液晶の仕様で、店頭予想価格は17万円前後の見込み。

VPCF119FJ/BIVPCF117FJ/WPicture Motion Browser VAIO Edition

 チップセットはいずれもIntel PM55 Express。インターフェイスはUSB 2.0×2、USB 2.0/eSATAポート、IEEE 1394、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、ExpressCard/34スロット、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、SDカードスロット、メモリースティックデュオスロット、FeliCaポート、31万画素Webカメラ、音声入出力などを備える。

 バッテリ駆動時間は約2~2.5時間。本体サイズは約387.2×263×31~43.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約3.2kg。

 VAIOオーナーメードのカスタマイズでは、機器同士をかざすと高速なデータ転送が行なえるTransferJetを追加可能。スペック面は、CPU、メモリ/HDD/SSD、光学ドライブ、OSなどを選択できるほか、Adobe Creative Suite Production Premiumなどのアプリケーションを追加できる。

(2010年 1月 18日)

[Reported by 山田 幸治]