GLOBALFOUNDRIES、Charteredと合併

1月13日(現地時間) 発表



 半導体製造メーカーの米GLOBALFOUNDRIESは13日(現地時間)、同じく半導体製造を手がけるChartered Semiconductorと合併し、GLOBALFOUNDRIESの社名で活動を開始した。

 GLOBALFOUNDRIESは、AMDとAdvanced Technology Investment Company(ATIC)の共同出資によって設立された半導体製造メーカー。ATICは2009年、Charteredを買収していた。

 合併により、GLOBALFOUNDRIESは世界中に約10,000人の従業員を持つ。本社はシリコンバレーに置き、シンガポールに5つの200mmウェハFabと1つの300mmウェハFabを持つ。また、現在ドレスデンのFab 1とシンガポールのFab 7を拡張しており、ニューヨーク州にはFab 8を建設、2012年の操業開始を予定している。

 計画が実現されれば、2014年までに年間160万枚の300mmウェハ処理が可能になる。200mm換算では、年間合計で現在の230万枚から580万枚に拡大する。合併後の年商も約25億ドルと、世界でトップクラスの半導体ファウンドリ企業となる。

 リリースの中でGLOBALFOUNDRIESのChia Song Hwee(チア ソン ウィ)CEOは、「最先端テクノロジのリーダーシップ、挑戦的な生産能力増強のロードマップ、そしてメインストリームテクノロジとサービスによる堅実な品揃えによって、我々は産業界のほかのいかなるファウンダリとの競争に、打ち勝って行くことができる」と語っている。

(2010年 1月 15日)

[Reported by 劉 尭]