ビックカメラ名古屋駅西店に、4店舗目のAppleシッョプ
~Macを一堂に展示し、体験型の売り場を目指す

11月21日 オープン



 ビックカメラは、11月21日、ビックカメラ名古屋駅西店4階に、「Appleショップ」を開店した。

 Appleショップは、アップルの協力によって量販店などに展開するショップ・イン・ショップ型のアップル専門店で、専用の什器を利用することで、統一された売り場を演出。Macintosh本体の展示を通じて、写真、ブログ、ムービー、音楽などの利用提案を行ない、アップルブランドを強く印象づける狙いがある。

 Appleショップは、現在、ビックカメラ、エディオングループ、ケーズデンキ、コジマ、ベスト電器で計19店舗を展開しており、ビックカメラでは有楽町店本館、札幌店、新宿西口店に引き続き、4店舗目となり。

【11月24日訂正】記事初出時、Appleショップはビックカメラのみでの展開としておりましたが、誤りでした。お詫びして訂正します。

 同店では、これまでにも4階の同じスペースをMac売り場としていたが、Appleショップとすることで、Macおよび関連製品の販売を強化するとともに、より戦略的に提案や告知が可能になるとし、「Macの販売実績は、これまでにも前年比2桁増で推移していたが、これを維持するとともに、売り上げ規模でも、Appleショップ展開で先行する有楽町店本館、新宿西口店に追随したい」(ビックカメラ名古屋駅西店 富田大祐店長)とした。

 名古屋駅西店のAppleショップの売り場面積は約160平方m。

ビックカメラ名古屋駅西店ビックカメラ名古屋駅西店・富田大祐店長

 富田店長は、「Macおよび関連製品の品揃えでは中部地区随一となる。実際に触っていただくことで、体験が可能な売り場を目指す。とくにビデオ、写真、音楽での体験に力を注ぐ。さらに、Windows PCの売り場に隣接していることから、Windowsと比較した形での購入も可能にしている」として、Windowsユーザーの買い換え需要の取り込みも視野に入れている。

 また、Macを初めて購入する人も安心して購入ができるように、売り場内に専門カウンターを設置し、随時相談に対応できるようにしたほか、Appleショップのオープンにあわせて新たに専門スタッフを常駐させた。

 専門スタッフは、アップル・セールス・トレーニング・オンライン(ASTO)と呼ばれるアップルの認定制度において、最上位となるセールスプロフェッショナルを取得した社員を2人常駐させ、MacやiPodの各種デモンストレーションや、ワークショップを実施するほか、予約なしで1対1での相談にも応じる。

 さらに、「初心者から上級者まであらゆるニーズに対応するべく、従来の売り場と比較して1.5倍規模に、周辺機器やソフトウェアの品揃えを拡大した。女性層の購入も促進したい」としている。

ビックカメラ名古屋駅西店のAppleショップ店内にはAppleショップオープンの告知があちこちに置かれた
4階のAppleシッョプはエスカレータの横にある好立地4階のパソコン売り場のちょうど中央部に立地しているAppleショップの向こうはWindows PCの売り場。比較検討しやすくしている

 同店では、Appleショップのオープンにあわせて、Macの機能などを紹介するオープニングイベントを専用カウンター前で実施し、来店者先着300人に、記念品としてアップルオリジナルのエコバックをプレゼントした。

 また、21~23日の連休に合わせて、1階入口ではiPod Touchを利用した体験イベントを開催。iPod Touchでのゲームの利用などができるようにした。

オープン初日から多くの人が訪れた什器はAppleショップ専用のものを使用Macに直接触れることができる展示が特徴
Appleショップ専用カウンターでは相談のほか、セミナーも開催専門スタッフが常駐。アップルのロゴが入ったシャツが目印
タブレットを展示販売。周辺機器およびアクセサリーの展示は1.5倍に増やしたオープン記念の特価商品も用意
先着300人にエコバックをプレゼントした1階入口で開催されたiPodのイベント。23日まで行なわれている

【ご注意】記事中の価格、在庫、イベントなどは取材時のものであり、現状とは異なります。製品の品揃えや販売価格は随時変更されるものであり、記事中の価格で販売することを保証するものではありません。

(2009年 11月 21日)

[Reported by 大河原 克行]