アイ・オー、DLNA 1.5対応で外出先からアクセス可能なNAS

HDL-Sシリーズ

12月上旬 発売
価格:17,640~27,720円



 株式会社アイ・オー・データ機器は、DLNA 1.5に対応し、外出先からアクセス可能なNAS“LAN DISK Home”「HDL-S」シリーズ3モデルを12月上旬に発売する。対応OSはWindows 2000/XP/Vista/7、およびMac OS X 10.4以降。

 容量および価格のラインナップは、容量500GBの「HDL-S500」が17,640円、容量1TBの「HDL-S1.0」が23,205円、容量1.5TBの「HDL-S1.5」が27,720円。

 「NASに興味があるが、ネットワークがよくわからない」というエントリーユーザー層向けの製品。USBでPCと接続すると、設定ユーティリティ「LAN DISK Easy Setup」が起動してLANで使うための設定を自動的に行ない、設定後LANに接続するだけで利用可能になるという。

 ダイナミックDNSサービス「iobb.net」を利用し、外出先からNASにアクセスする機能を搭載。また、付属ソフトの「Remote Link」によって、DLNA対応クライアントからのメディア共有や、ファイル共有などが行なえる。DigiOn DiXiM DMS 3を採用したことで、Windows 7との互換性を確保した。

 新たにBitTorrent機能を搭載し、自動的にBitTorrentファイルをダウンロードする機能を搭載。さらに接続したUSBデバイスをLAN内のPCで共有する「net.USB」機能を搭載する。同機能は30日間無料で、以降は別途ioPlazaでアクティベーションキー(980円)を追加購入する必要がある。

 インターフェイスは、Gigabit Ethernet、PC接続用USB 2.0ポート×1、ホスト用USB 2.0ポート×1。本体サイズは約42×195×147mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.4kg。USBケーブルとLANケーブルが付属する。

HDLP-S500

 このほか、2.5インチHDDを搭載して小型化し、上記と同等の機能を搭載した「HDLP-S500」も同時発売する。価格は21,000円。

 同製品は、現在発売中の「HDLP-G」シリーズをベースとしており、Gシリーズでも11月末頃に提供される予定のファームウェアで、HDLP-Sシリーズと同等の機能を実現する。

(2009年 11月 18日)

[Reported by 劉 尭]