マスタードシード株式会社は、煙突効果を利用したSilverStone Technology製のATXケース「Fortress FT02」シリーズを12月上旬より発売する。価格はオープンプライス。
ラインナップおよび店頭予想価格は、本体色がブラックの「SST-FT02B」とシルバーの「SST-FT02S」が27,800円前後、本体色がブラックで側面アクリルパネル付きの「SST-FT02B-W」が28,800円前後の見込み。
SST-FT02S | SST-FT02B-W |
マザーボードを90度回転して、拡張スロット部が上面に来るようにし、底面から吸気して上面に排気させる煙突効果を利用することで、放熱性を高めた。8月に発売した「RAVEN RV02」と同じコンセプトを踏襲しながら、材質をスチールからアルミニウムに変更している。
マザーボードトレイのCPUエリアの裏には開口部を設け、裏からネジ止めが必要なCPUクーラーも、マザーボードを取り外さずに換装できる。また、トレイの裏側にはケーブルを取り回しできる空間と開口部を用意し、ケーブルがケース内のエアフローを妨げないように配線できる。
このほか、ツールレスの5インチベイや、トレイ式の3.5インチシャドウベイ、2.5インチシャドウベイを装備する。底面には180mm角ファンを3基、上面には120mm角ファンを1基を備える。
対応フォームファクタはSSI-CEB/ATX/microATX。ドライブベイは5インチ×5、3.5インチ×5(うち1基はホットスワップ対応)、2.5インチシャドウ×1。拡張スロットは7基。フロントインターフェイスとしてUSB 2.0×2、音声入出力を備える。
本体サイズは212×616×497mm(幅×奥行き×高さ)。電源は別売り。
(2009年 11月 12日)
[Reported by 劉 尭]