株式会社ディラックは、台湾Lian Li製のフルタワーATXケース「PC-X1000」を13日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は46,000円前後の見込み。

　「Tyr」ブランドを冠するハイエンド向けのPCケース。仕切り板でケース内部を「電源・ディスクユニットゾーン」、「マザーボードゾーン」、「5.25インチデバイスゾーン」の3つに分割し、独立したエアフローを形成することで、効率的な冷却を実現するという。

　拡張カードの長さは330mmを確保し、ハイエンドビデオカードを搭載可能。拡張スロットを8基とし、SLIやCrossFireXなどで最下段のスロットに2スロット仕様のビデオカードを装着しても対応できる。前面と背面ともに14cm角ファンを2基ずつ搭載する。

　対応フォームファクタはATX/microATX。拡張ベイは、5インチ×3(うち1基は3.5インチ変換マウンタ付き)、3.5インチシャドウ×6。2.5インチディスクホルダが2基付属する。インターフェイスはUSB 2.0×4、IEEE 1394、eSATA、音声入出力など。

　本体サイズは230×430×680mm(幅×奥行き×高さ)、重量は9.89kg。材質はアルミニウム。