小林麻央さんがMyMio/JUSTIOの多機能さをアピール

小林麻央さんと片山俊介氏

9月下旬より順次発売
価格:オープンプライス



 ブラザー工業株式会社とブラザー販売株式会社は9月3日、複合機/プリンタ新製品「MyMio」と「JUSTIO」の発表会を都内で開催した。

 なお、製品のニュースに関しては別記事を参照されたい。

ブラザー販売株式会社 代表取締役社長 片山俊介氏

 冒頭では、ブラザー販売株式会社 代表取締役社長 片山俊介氏が挨拶。2008年の9月に開催した発表会を振り返り、「2008年の発表会の2週間後にリーマン・ショック、そして2009年になって政権交代が起きるなど、この1年間は経済を取り巻く環境が大きく変化した」とした。

 そして、「この不況の中で、設備投資や経費圧縮などが企業で起きているが、我々の製品はこの時代にマッチするものだと考えている」とする。その一例として、低価格で導入しやすいこと、トナーやインクの節約機能などを挙げた。

 また、2008年に発表したA3のカラーインクジェット複合機に関しては、「コンパクト、低価格ということで、不動産や建築会社に高い評価をいただいている」とした。その結果、ブラザー社内の事業別売上高ではプリンタが8割を占めるようになったとした。

 同社が今後フォーカスしていく市場は、事業所内の人数が10人以内のSOHOだという。同氏によれば、全国の約591万事業所のうち、10人未満の所が80%あるといい、「幅広いニーズに応える製品を開発することで、まだまだ市場を開拓できる。今回の製品でラインナップを強化することで、SOHOにおけるシェアNo.1を目指したい」と語った。


プリンタ事業の成長日本にある事業所の80%がSOHO無線LANモデルの拡充
ブラザー販売株式会社 取締役 マーケティング推進部長の三島勉氏

 続いて、ブラザー販売株式会社 取締役 マーケティング推進部長の三島勉氏が製品について紹介した。まず、JUSTIOシリーズについて、「ブラザーは従来から低導入コスト、コンパクトさにこだわってきたが、今回もその流れを汲む製品となっている。デスクの脇やカウンターにも設置可能で、小規模なビジネス空間を有効に活用できる製品として訴求していきたい」と語った。

 一方MyMioについては、「これまでFAX複合機としての展開に重視してきたが、今年はプリンタ複合機としての色も濃くしていく。“つながる”、“つかえる”、“コンパクト”という3つのキーワードを元に、日常的に使う製品として訴求していきたい」とした。

JUSTIOラインナップの拡充デスクの脇やカウンターにも設置できるコンパクトさを訴求
FAX複合機だけでなくプリンタ複合機としての色を濃くするMyMioのユーザーを調査すると、FAX機能なども日常的に使われていることがわかった新製品のラインナップ

 発表会には、ゲストとしてタレントの小林麻央さんが招かれた。MyMioのイメージカラーであるオレンジの晴れ着姿で登場し、トークセッションが行なわれた。

 MyMioの新しいTVCMの撮影時の裏話から始まり、小林さんは、「今回のCMでは7人の私が同時に登場しますが、合成の時に重ならないように1mm単位で動いたりして大変でした。それでも、撮影が順調に進み、予定より2時間も早くCMの撮影が終わりました」と語った。

 一方、MyMioの新製品については、「私はイメージキャラクターになる以前からMyMioを利用していて、“MyMioのことならお任せ下さい!”と言えるほど使い方に自信があります。今回のMyMioはとってもおしゃれで、液晶が大きいだけでなく、無線LAN機能がついて家中どこからでも印刷できるのがとっても便利だと思います」と語り、実際に壇上で、無線LANによる年賀状の印刷をデモした。

 実際の印刷結果を見て小林真央さんは、「すごい綺麗です。年賀状を印刷する際に、なかなかイメージ通りの色が出なくて、試行錯誤を繰り返したりいましたが、今回は綺麗に印刷できました」と話した。

 新製品のお勧めポイントについて問われると、「コンパクトなだけでなく、無線LANによって家中どこからでも楽しくプリントライフが送れる製品だと思います。年末の年賀状製作などにも活用してもらいたいです」と語った。

MyMioのイメージカラーの晴れ着を着て登場した小林真央さん2010年の年賀状デザイン案。これを実際に会場で印刷した自作の年賀状を手にする真央さん

(2009年 9月 3日)

[Reported by 劉 尭]