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iiyama PC、RAW現像/写真編集向けのデスクトップPC
(2016/3/22 15:56)
株式会社ユニットコムは、iiyama PCブランドのSENSE∞(センスインフィニティ)シリーズから、RAW現像と写真編集に特化したデスクトップPCを3機種発売した。エントリークラス、スタンダード、プロフェッショナルの3モデルを用意し、直販価格は順に97,178円、154,418円、248,378円となる。
それぞれ大量の高画素RAW/写真データを快適に扱えることを念頭に開発された製品で、CPU性能とストレージの速度にこだわっているのが特徴。全てのモデルでシステムドライブにSSDを採用することに加え、カタログ表示表などのサブSSDも用意する。
弊誌連載の「メーカーさん、こんなPC作ってください!」から生まれたPCでもあり、写真家の澤村徹氏やアドビ システムズの協力を経て開発された(連載へのリンク)。なお、製品はRAW現像ソフトのAdobe Lightroomによって検証されている。
エントリークラス「Sen-S2AM-A10K-DZW-DevelopRAW」の主な仕様は、CPUがAMD A10-7870K(3.9GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、SSD 120GB(システム)、SSD 240GB(カタログファイル用)、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、500W電源(80PLUS Silver)、OSはWindows 10 Homeを搭載。
インターフェイスは、PS/2×2、USB 3.0×4、USB 2.0×3、SDカードスロット、Gigabit Ethernet、HDMI出力、DVI-D、ミニD-Sub15ピン、音声入出力などを装備。
本体サイズは約200×453×378mm(幅×奥行き×高さ)。
スタンダード「Sen-S19R-i5K-NXW-DevelopRAW」の主な仕様は、CPUがCore i5-6600K(3.5GHz)、GeForce GTX 750 Ti(2GB)、メモリ16GB、Intel Z170搭載マザーボードで、ほかはエントリークラスと同じ。
インターフェイスは、PS/2、USB 3.1×2(うち1基はType-C)、USB 3.0×4、USB 2.0×3、SDカードスロット、Gigabit Ethernet、ディスプレイ出力端子はマザーボード側がDisplayPort、HDMI出力、DVI-D、ミニD-Sub15ピンで、ビデオカード側の端子は不明、そのほか音声入出力などを装備。
本体サイズは約190×497×449mm(同)。
ハイエンド「Sen-S19R-i7K-NXZ-DevelopRAW」の主な仕様は、CPUがCore i7-6700K(4GHz)、M.2 SSD 256GB(システム)、SSD 256GB(カタログファイル用)、SSD 512GB(増設・作業データ用)、HDD 2TBを搭載し、ビデオカード/メモリ/電源などはスタンダートの構成と同じ。
インターフェイスはスタンダードと共通。本体サイズも変わらない。