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ASUS、Radeon R9 Nanoのホワイトバージョン

「R9NANO-4G-WHITE」

 ASUSは、外装をホワイトカラーで仕上げたRadeon R9 Nano搭載ビデオカード「R9NANO-4G-WHITE」を発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は84,000円前後の見込み。

 既に発売済みで外装がブラックの「R9NANO-4G」も併売され、両製品ともGPUクロックやメモリなど、全て仕様は同じとなっている。

 本製品は基板への部品取り付け作業を機械化し、高精度の実装を実現。製造時の加熱工程が1段階少なくなったことで、コンデンサといった熱に弱い部品の性能劣化を最小限に抑えたという。また、ハンダ用油の「フラックス」の利用を廃止することで、長期間稼働でも腐食が起きず、耐久性が向上しているとする。

 このほか、モニタリングおよびオーバークロックを行なう独自ツール「GPU Tweak II」や、動画配信用ソフト「XSplit Gamecaster」が付属。後者は1年間無料で利用できるPremiumライセンスが付帯している。

 主な仕様は、Stream Processor数が4,096基、GPUクロックが1GHz、メモリはHBM 4GBでクロックは500MHz(1GHz相当)、バス幅は4,096bit。

 拡張スロット用のインターフェイスはPCI Express 3.0 x16。映像出力インターフェイスは、DisplayPort×3、HDMI。PCI Express補助電源コネクタは8ピンのみ。

 本体サイズは約152×114×38mm(幅×奥行き×高さ)。装着の際は2スロットを占有する。

正面
映像出力インターフェイス

(中村 真司)