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Intel、2015年はSkylake登場もクライアント部門不調で減収減益

〜データセンター/IoT/不揮発性メモリ関連事業は通年過去最高の売上

 Intelは14日(現地時間)、2015年第4四半期(10月〜12月)の決算結果を発表した。

 Intelによれば、データセンター事業本部とIoT事業本部、そして不揮発性メモリー・ソリューションズ事業部の通年の売上高が過去最高を記録したという。一方、2015年はSkylakeが発売されたものの、クライアント・コンピューティング事業本部は不調であり、全体では売上高は減収減益となっている。

 第4四半期の売上高は前年同期比1%増の149億ドル、純利益は同1%減の36億ドル、営業利益は同3%減の43億ドル、1株当たり利益は横ばいの74セントとなった。

 事業部門別の業績では、「クライアント・コンピューティング事業本部」の売上高が前年同期比1%減の88億ドル、「データセンター事業本部」は同5%増の43億ドル、「IoT事業本部」は同6%増の6億2,500万ドル、「ソフトウェア&サービス事業部門」は同3%減の5億4,300万ドル、不揮発性メモリー・ソリューションズ事業部は同10%増だが、売上高の記載はない。

 また、2015年通年の決算内容は、売上高が前年比1%減の554億ドル、純利益は同2%減の114億ドル、営業利益は同9%減の140億ドル、1株当たり利益は1%増の2ドル33セント。

 2015年通年での事業部門別の業績は、「クライアント・コンピューティング事業本部」の売上高が前年比8%減の332億ドル、「データセンター事業本部」は同11%増の160億ドル、「IoT事業本部」は同7%増の23億ドル、「ソフトウェア&サービス事業部門」は同2%減の22億ドルで、不揮発性メモリー・ソリューションズ事業部は同21%増となった。

 同社のコーポレーションCEO(最高経営責任者)のブライアン・クルザニッチ氏は「第4四半期は、堅調な業績とともに1年を終える結果となり、また当初の予測通りの業績となりました。2015年の業績は、Intelが進化し、またその戦略が順調に進んでいることを示しています。Intelは本年、拡大を続けるスマート&コネクテッドの世界で求められるインフラの能力を向上させることにより、引き続き成長を推進していきます」と述べている。

 なお、Intelは2016年第1四半期の見通しとして、売上高140億ドル±5億ドルを予測している。2015年第1四半期の売上高は128億ドル。この業績予想には2016年度初頭に買収が完了するアルテラの買収費用などが含まれている。

Intel 2015年第4四半期の決算結果

(中村 真司)