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UEI、GeForce GTX TITAN X×4搭載可能な深層学習向けワークステーション
~Web GUIの独自開発深層学習ソフトウェアをプリインストール
(2016/1/14 12:52)
株式会社UEIは、深層学習向けワークステーション「DEEPstation DK-1」を発売した。税別価格は237,000円から。
DEEPstation DK-1は、深層学習に最適化されたワークステーション。OSにUbuntu14.04、オープンソースの深層学習フレームワーク「Chainer(Preferred Infrastructure開発)」をベースとした、UEIの深層学習ソフトウェア「DEEPstation」をプリインストールする。同ソフトウェアを利用すれば、Webブラウザ経由での複数ユーザーの同時アクセスが可能。
ハードウェアはサードウェーブデジノスとの共同開発で、ハードウェアのサポートはサードウェーブデジノスが行なう。一方ソフトウェアはUEIが有償サポートを行なう。
グレード別に4つのモデルが用意される。
入門機の「Basic Edition」は、Core i7-6700K(4コア、3.4GHz)、GeForce GTX 980Ti、16GB DDR4-2133メモリ(最大32GB)、1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載し、スリムタワーケースを採用。税別価格は237,000円から。
拡張性を備えた個人ユース向けの「Personal Edition」は、Xeon E5-1620v3(4コア、3.5GHz)、GeForce GTX TITAN X(SLI選択可能)、16GB DDR4-2133メモリ(最大256GB)、240GB SSD+1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載。税別価格は469,000円から。
本格的な深層学習にも対応する、小規模オフィス向けの「Professional Edition」は、Xeon E5-2620v3(4コア、3.4GHz)×2、GeForce GTX TITAN X×3、32GB DDR4-2133メモリ(最大512GB)、480GB SSD+1TB HDD、DVDスーパーマルチドライブを搭載。税別価格は1,158,000円から。
最上位モデルの「Expert Edition」は、Xeon E5-2620v3×2、GeForce GTX TITAN X×4、512GB DDR4-2133メモリ、1.6TB SSD×2、4TB HDD×2、DVDスーパーマルチドライブを搭載。税別価格は2,999,800円から。
OSにはWindowsも選択可能。Chainerだけでなく、Googleの深層学習フレームワーク「TensorFlow」などもフル活用できるとしている。
NVIDIAが主催する1月15日開催の「Deep Learning Day 2016」、サードウェーブデジノス出展ブースにて展示が行なわれる。