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ドン・キホーテ、21,384円のバッテリ内蔵文庫サイズPC

~13時間動作のバッテリ内蔵で電源投入状態で持ち運び可能

「ワリキリPC」

 株式会社ドン・キホーテは、文庫サイズの筐体にWindows 10を搭載した「ワリキリPC」を11日に発売する。価格は21,384円。ドン・キホーテのプライベートブランドの情熱価格の製品として販売され、一部を除くドン・キホーテグループの店舗で購入可能。

 特徴は製品名が表している通り、搭載機能を必要最小限に割り切ることで、約2万円の価格を実現したこと。そのため、キーボードやマウスは付属しておらず、別途用意する必要がある。

 なお、7月にドスパラが同形状で同価格の製品を発表しており、仕様もまったく同じようだ。

 本製品はリビングのTVに接続することを想定しており、本体にはMini HDMI出力ポートを装備。スティックPCのような使い方を彷彿とさせるが、本体の電源はACアダプタ式であること、そしてバッテリを備えているという点に明確な違いがある。バッテリは連続13時間の駆動(JEITA 2.0)を可能とし、リビングで使っていた本製品をOS起動状態でそのまま取り外し、寝室に運んで別のTVやディスプレイに接続して引き続き使用する、といった使い方ができるようになっている。

 主な仕様は、Atom Z3735F(1.33GHz、4コア、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GB、eMMC 32GB、OSにWindows 10 Homeを搭載。

 インターフェイスは、USB 2.0×2、Micro USB、SDXCカードスロット、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、Mini HDMI出力、ヘッドフォン出力を備える。

 本体サイズは116×152×15mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約350g。

(中村 真司)