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レノボ、液晶回転式のハイエンドモバイル2-in-1「YOGA 900」

〜タブレット志向からクラムシェル志向へ方向転換

「YOGA 900」

 レノボ・ジャパン株式会社は、液晶回転式のハイエンドモバイル2-in-1「YOGA 900」を12月上旬より発売する。価格はオープンプライス。

 位置付けとしては、「YOGA 3 Pro」の後継で、特徴的なヒンジ部分や外観のデザインはほぼ踏襲しているが、YOGA 3 ProがどちらかというとWindows 8世代のタブレット利用を想定していたのに対し、YOGA 900は、キーボードも変更し、Windows 10世代のクラムシェルPCとしての使い勝手を高めた製品となった。

 CPUはCore Mから、第6世代のCore iに変更して、性能を向上。薄さ、軽さよりも性能を取ったことで、厚みは12.8mmから14.9mmに、重量は1.19kgから1.29kgへとそれぞれ増しているが、その分バッテリ駆動時間は約8時間から約9.5時間に伸びた。また、YOGA 3 Proでは5列配列となっていたキーボードを第2世代と同じ6列配列に戻し、キー入力の操作性を高めた。

 時計のバンドのようなみかけの精密な金属製ヒンジは、元々360度の全範囲で滑らかに動き、くの字にした際の安定感を高めていたが、ここも若干の改善を施し、よりスムーズに開閉できるようになったほか、筐体と同じ色のパーツを採用し、見栄えにも配慮した。

ヒンジ部。銀色部分の複雑な構造にも手を加え、それ以外のパーツは筐体と色を揃えた

 下位モデルは、Core i5-6200U(2.3GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、SSD 256GB、3,200×1,800ドット表示/10点マルチタッチ対応13.3型IPS液晶(ゴリラガラス)、Windows 10 Home、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービスを搭載し、税別店頭予想価格は187,800円前後。

 上位モデルは、CPUをCore i7-6500U(2.5GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ8GB、ストレージ512GBに変更し、税別店頭予想価格は25万円前後。

 インターフェイスは、USB 3.0×2(内1つは常時給電)、USB 3.0 Type-C、USB 2.0(DC入力兼用)、IEEE 802.11ac/a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0、SDXCカードリーダ、720p Webカメラ、音声入出力などを装備。映像出力専用ポートは持たず、USB 3.0 Type-Cを通じて行なう(要変換アダプタ)。スピーカーはDolby Home Theater対応JBL製。

 本体サイズは約324×225×14.9mm(幅×奥行き×高さ)。本体色は、クレメンタインオレンジ、プラチナシルバー、シャンパンゴールドの3モデル。

 また、エントリー向けの「YOGA 300」も11月上旬より発売する。

 基本的には2015年7月に「FLEX 3」として発売された製品の名称をYOGAシリーズに変更したもので、CPU、メモリが強化されている。主な仕様は、Celeron N3050(1.6GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、HDD 500GB、1,366×768ドット表示/10点タッチ/360度回転対応11.6型液晶、Windows 10 Home、Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービスを搭載し、税別店頭予想価格は86,800円前後。

 インターフェイスは、SDXCカードリーダ、USB 3.0、USB 2.0×2(内1つは常時給電)、HDMI出力、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooht 4.0、720pカメラ、音声入出力などを備える。

 バッテリ駆動時間は約4.9時間に若干短くなっている。本体サイズは299×209×21.8mm(同)、重量は約1.39kg。本体色はエボニーブラックとチョークホワイトの2種類。

「YOGA 300」
ノートブックモード
タブレットモード
スタンドモード
テントモード

(若杉 紀彦)