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パナソニック、レッツノートSZ5で見せた軽量化への追求

〜ネジ1本にも拘った1g単位の調整の積み重ね

 パナソニック株式会社は、都内で「レッツノート」各シリーズの2015年秋冬モデル製品発表会を開催した。各製品の詳細な仕様については別記事を参照されたい。

 最初に登壇した同社 AVCネットワークス社 ITプロダクツ事業部 国内営業部 部長の向坂紀彦氏は、IoTビジネスや、マイナンバーなどによるセキュリティ対策への関心、さまざまなワークスタイルの登場といった要素により、顧客のニーズが多様化していると述べ、レッツノートの中でも特に人気のモデルだった「SXシリーズ」のフルモデルチェンジで、軽量/長時間駆動/頑丈/高性能/操作性の5つのポイントに拘った新シリーズ「SZ5シリーズ」の開発に至ったと述べた。

パナソニック株式会社 AVCネットワークス社 ITプロダクツ事業部 国内営業部 部長 向坂紀彦氏
ニーズの多様化
5つのポイント

 次いで登壇した同事業部 レッツノートSZ5 プロジェクトリーダーの坂田厚志氏により、SZ5シリーズの特徴について解説が行なわれた。

 軽量化については、光学ドライブのトップカバー除去や、穴を開けての肉抜き、ネジ本数の見直しなど、数g単位での調整を繰り返し、前モデルから200g以上の軽量化を達成。また軽量化しつつも、堅牢性は従来と変わらず、高さ76cmからの動作落下、100kgf加圧振動、自由落下、局部加圧、キーボード打鍵試験を実施し、これらの試験を通過できる性能を維持しているとした。

 使いやすさ向上の施策としては、画面解像度を1,600×900ドットから1,920×1,200ドットへと高解像度化し、画面比率を16:10としたほか、キーボードの配列の変更とそれに伴うキーピッチの均一化、ユーザーからの評判が良いというホイールパッドや、Skylakeの採用による高性能かつ長時間駆動の実現などが挙げられた。

同事業部 レッツノートSZ5 プロジェクトリーダー 坂田厚志氏
製品の主な特徴
世界最軽量への挑戦
光学ドライブを中央に配置し、回転するディスクと基板を重ねる構造でフットプリントを最小化
ガラスの薄型化、ヒートスプレッダの一体化、光学ドライブケースの軽量化を実施
筐体素材の厚みを薄くしつつ剛性を維持するため、逆ドーム型のボンネット構造で天板のたわみを抑制
まっすぐな板を当ててみると、わずかに天板がすり鉢状になっているのが分かる
さまざまな耐久試験
100kg加圧ではないものの、成人女性が上に立っても問題ない
動作に影響なし
使いやすさの向上
高解像度化と画面比率の変更
キーピッチと配列を変更し打ちやすく
さまざまなインターフェイス
ホイールパッド
LTEモジュール搭載モデル
Skylake搭載による長時間駆動
「CF-SZ5」。OSにはWindows 10を搭載する
右側面。光学ドライブが中央にあるため、ほとんどのI/Oポートがこちらに集約されている
左側面
底面。前モデルと異なりメモリが基板実装のため、購入後のメモリ交換はできない。説明員によれば、極限まで軽量化するという意図と、Skylakeの仕様のためだという
珍しい中央配置の光学ドライブ。店頭モデルはDVDスーパーマルチドライブのみだが、直販モデルではBDドライブも選択可能
法人向けオプションには光学ドライブ非搭載モデルも用意されており、その場合の重量は849gとのこと

 SZ以外のシリーズに関しても、“Skylake”こと第6世代Coreプロセッサを搭載し、OSをWindows 10へ更新するなどの変更が行なわれたモデルが発表された。

「RZ5/MX5/LX5シリーズ」
パナソニックストア(直販)モデルでは16GBメモリや512GB SSD搭載モデルが選択可能
同ストア限定のカラーカスタマイズも

 その後、レッツノートの宣伝キャラクタを務める、女優の比嘉愛未さんが登場。神戸出張篇/金沢出張篇/北陸新幹線篇の3つ新TVCMの上映や、「レッツノート特命社員」への任命式が行なわれた。

比嘉愛未さん
「レッツノート特命社員」へ任命
「ビジネスで攻める人 神戸出張篇 30秒」
「ビジネスで攻める人 金沢出張篇 30秒」
「ビジネスで攻める人 北陸新幹線篇 30秒」

(佐藤 岳大)