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IntelのSkylakeとAMDのCarrizoを搭載した「ThinkPad E」
(2015/9/1 13:24)
Lenovoは1日、ドイツ/ベルリンで開かれているIFA 2015に先立って、新プロセッサを搭載した「ThinkPad E」シリーズ2機種4モデルを発表した。
ThinkPad Eは、ThinkPadシリーズの中でエントリー~メインストリーム帯を担う主力製品。今回、IntelおよびAMDモデルともに第6世代のプロセッサに刷新され、14型はE46x系、15型はE56x系となった。
ThinkPad E460/E560
「ThinkPad E460」(14型)および「ThinkPad E560」(15.6型)は、IntelのSkylakeこと第6世代Coreプロセッサを搭載する製品。Windows 10上でジェスチャが行ないやすいよう、大型タッチパッドを備える。また、E560ではテンキー付きキーボードを装備し、オプションでRealSense 3Dカメラを選択できる。
BTOに対応しており、プロセッサはCore i7-6500U、i5-6200U、i3-6100U、Celeron 3855U(E560のみ)から、メモリはDDR3Lを最大16GB、グラフィックスはプロセッサ内蔵、またはRadeon R5 M330(2GB、E460のみ)、Radeon R7 M360(2GB、E460のみ)、Radeon R7 M370(2GB、E560)から、ストレージは500GB~1TB HDDまたは192GB SSDから、OSはWindows 7または10を選択できる。
液晶解像度は1,366×768ドット、または1,920×1,080ドット(フルHD)。インターフェイスは、USB 3.0×3、4-in-1カードリーダ、HDMI出力、無線LAN、Bluetooth 4.0または4.1、720p対応Webカメラを搭載。E560はミニD-Sub15ピンも備える。
バッテリ駆動時間は最大9時間。本体サイズおよび重量は、E460が339×239×21.8~22.9mm(幅×奥行き×高さ、アルミニウムモデル)または339×239×22.1~24.4mm(同、プラスチックモデル)/1.9kg以上、E560が377×255×23.8~27.1mm(同)/2.3kg以上。
ThinkPad E465/E565
「ThinkPad E465」(14型)および「ThinkPad E565」(15.6型)は、AMDのCarrizoこと第6世代APUを搭載する製品。RealSense 3Dは選択できないが、特徴はE460/560とほぼ同じ。
BTOに対応しており、プロセッサはFX-8800P(E565のみ)、A10-8700P、A8-8600P、A6-8500Pから選択可能。グラフィックスはRadeon R5 M330(2GB)を搭載できる。
メモリやストレージ、液晶、OSなどの選択肢、および各種インターフェイス、本体サイズなどはE460/E560とほぼ共通となっている。バッテリ駆動時間は最大6.5時間。