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Intel、DX12対応のWindows 10用内蔵GPUドライバを配布

最新の内蔵GPUドライバ「15.40.4.64.4256」のダウンロードページ

 Intelは4日(現地時間)、Windows 10に対応した内蔵GPU用ドライバの配布を開始した。現在64bit版が公開されており、最新バージョンは「15.40.4.64.4256」となる。

 本ドライバは、DirectX 12と11.3に対応するほか、PlayReady 3.0(DRM技術)の1080p動画の再生、ワイヤレスディスプレイ機能のMiracastのサポートが加わっている。

 また、Windows 8にあったバグの修正も行なわれており、DirectX 11/10対応ゲームにおいて、タッチ機能が有効なシステムでディスプレイのスケーリングを中央表示にしていた場合に、本来の解像度よりも下の解像度で表示されてしまうという現象が改善されたようだ。ただし、これ以外に報告されている未修正のバグも残されている。

 今回のドライバの対象となるCPUは下記の通り。

  • 第5世代CPU「Broadwell」シリーズ
    Iris Graphics 6100、HD Graphics 6000/5500
  • Core Mシリーズ
    HD Graphics 5300
  • 第4世代CPU「Haswell」シリーズ
    Iris Pro Graphics 5200、Iris Graphics 5100、HD Graphics 5000/4600/4400/4200
  • Pentiumシリーズ(※プロセッサー・ナンバー)
    3805U/3561Y/3560Y/3560M/3558U/3556U/3550M/G3460/G3450T/G3450/G3440T/G3440/G3430/G3420T/G3420/G3320TE/G3258/G3250T/G3250/G3240T/G3240/G3220T/G3220
  • Celeronシリーズ(※プロセッサー・ナンバー)
    3755U/32005U/2981U/2980U/2970M/2961Y/2957U/2955U/2950M/2002E/2000E/G1850/G1840T/G1840/G1830/G1820TE/G1820T/G1820

(中村 真司)