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MI7、5Kディスプレイに対応した楽曲制作ソフト「Studio One 3」

「Studio One 3」

 株式会社エムアイセブンジャパンは、DAW(楽曲制作)ソフトウェア「Studio One」の最新バージョン「Studio One 3」を発売した。ダウンロード版価格は、Professional版が42,800円、クロスグレード版が32,800円、Artist版が12,800円。無償版のPrimeも用意される。各種バージョンアップ版は5,480円から。

 Studio One 3は、次世代64bit浮動小数点オーディオ・エンジンを採用する米PreSonus製のDAWソフトウェアで、バージョン2から3年半ぶりのメジャーバージョンアップデートとなる。

 バージョン3では新たに、アレンジ・トラック、既存トラックを維持しつつ新しいパターンを試すことができるスクラッチ・パッド機能、エフェクトを直列/並列/チャンネル/周波数帯域などの方法で組み合わせ可能な拡張FXチェーン、新ブラウザー、タイムストレッチ/ピッチ操作エンジン「élastique Pro 3.0」などを搭載。アナログモデリングシンセ「Mai Tai」、アルペジエートやコード・フレーズを生成可能な「Note FX」、ローファイ・プラグイン「Bitcrusher」、サンプラーの「Presence XT」などを同梱する。

 UIは新たに5KディスプレイやRatina Macなどの高DPI環境に対応し、マルチタッチ操作、iPadアプリでのリモート・コントロールなどの機能が追加された。

 MI7 STORE限定でダウンロード版が先行販売される。6月発売予定となるパッケージ版の価格はオープンプライスで、店頭予想価格はProfessional版が45,800円前後、クロスグレード版が35,800円前後、Artist版が15,800円前後の見込み。

 対応OSはWindows 7/8.1、Mac OS X 10.8.5以降。なお、2015年4月1日以降(米国時間)にバージョン2をアクティベーションしたユーザーは、バージョン3への無償バージョンアップ対象となる。

楽曲作成時イメージ
Studio One 3新機能紹介映像(日本語字幕)

(佐藤 岳大)