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パソコン工房、TITAN Xを搭載したゲーミングPC 4種

~シングルから3-way SLIまで用意

 株式会社ユニットコムは、NVIDIAの「GeForce GTX TITAN X」を搭載した高性能ゲーム用PC「PASSANT」シリーズをパソコン工房ブランドで発売した。

 PASSANTシリーズでは、4K解像度でも最新ゲームを楽しめる環境として、GeForce GTX TITAN Xを採用。TITAN Xは、Maxell世代の最上位GPUで、高いグラフィックス性能を備えており、3,072基のCUDAコアや12GBの大容量メモリを搭載している。

3DMark Fire StrikeでのTITAN Xのベンチマークスコア

 全部で4モデルをラインナップしており、それぞれBTOによるカスタマイズが可能。CPUクーラー、メモリ容量、搭載ストレージ、サウンドカードの追加/変更など、選択肢が豊富に用意されている。なお、初期構成ではディスプレイは付属していない。

 下位モデル「PASSANT Gx7900-i7K-ZMR」のBTO初期構成は、CPUにCore i7-4790K(4GHz)、メモリ8GB、GeForce GTX TITAN X、Intel Z97チップセット(マザーボードはASUS Z97-A)、M.2 SSD 256GB、HDD 1TB、DVDスーパーマルチドライブ、700W電源(80PLUS Bronze認証)。OSはWindows 7 Home Premium SP1 64bit版を採用。

 主なインターフェイスとして、USB 3.0×6、USB 2.0×4、Gigabit Ethernet、PS/2、音声入出力などを備える。PCケースにCooler Master CM 690 IIIが採用されており、本体サイズは230×502×507mm(幅×奥行き×高さ)。価格は323,979円。

 最上位モデル「PASSANT ExX000-i7EX-ZMTR」は、BTO初期構成でGeForce GTX TITAN Xを3基搭載し、3-way SLIをサポートする。CPUはCore i7-5960X Extreme Edition(3GHz)、メモリ32GB、GeForce GTX TITAN X×3、Intel X99チップセット(マザーボードはASUS RAMPAGE V EXTREME)、M.2 SSD 512GB、HDD 2TB、Blu-rayドライブ、1,200W電源(80PLUS Platinum認証)。サウンカードとしてCreative Sound Blaster Zxを搭載。OSはWindows 7 Professional SP1 64bit版を採用。

 主なインターフェイスは、USB 3.0×12、USB 2.0×6、eSATA、Gigabit Ethernet、PS/2×1、IEEE 802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.0、音声入出力など。PCケースにCooler Master COSMOS IIを採用しており、本体サイズは約334×704×664mm(同)。価格は971,979円となる。

 そのほか、CPUにCore i7-5820K(3.3GHz)を採用し、256GBのM.2 SSDと1TB HDDを搭載した「PASSANT Gx8590-i7EK-ZMR」が、399,579円。

 GeForce GTX TITAN Xを2基搭載した2-way SLIモデルの「PASSANT Ex9970-i7EK-ZMD」は、CPUにCore i7-5930K(3.5GHz)、1TB HDDを採用して、593,979円となっている。

(中村 真司)