MediaTek、Wi-Fi機能付きのIoT・ウェアラブル向けSoC

　台湾MediaTekは5日(現地時間)、ウェアラブルおよびIoTデバイス向けのSoC「MT7681」を発表した。

　IoTデバイスに組み込むことで、Wi-Fi機能を付加できるSoC。Wi-Fiアンテナを内蔵する。直接インターネットに繋げる「Wi-Fi Stationモード」と、アクセスポイントとして動作する「APモード」を備える。MediaTekでは活用方法の一例として、Wi-Fi Stationモードで家電のWebサイトを経由し自宅の温度管理を行なったり、APモードでスマートフォンから証明の明るさを調整したりといった使い方を挙げている。

　Wi-Fi Stationモードでは802.11b/g/n、APモードでは802.11b/gにそれぞれ対応。コアはAndes N9(80MHz)、1MBのフラッシュメモリを備える。モジュールサイズは15×18mm、動作電圧は3.3V。