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Crucial、高耐久320TBWのハイエンドSSD「MX200」

~1TBで5万円を切るモデルも

 マイクロンジャパン株式会社は、CrucialブランドのSSD「MX200」および「BX100」を1月下旬より順次発売する。

MX200
BX100

 フォームファクタは両機種とも2.5インチ。MX200ではmSATA、M.2もラインナップ。容量はいずれも1TB、500GB、250GB。BX100のみ120GBも用意する。出荷時期は、2.5インチが1月下旬、mSATAとM.2が2月以降。

 税別店頭予想価格は、MX200の1TBが57,000円、500GBが30,000円、250GBが17,000円前後、BX100の1TBが48,000円、500GBが24,000円、250GBが13,500円、120GBが8,500円前後の見込み。

 MX200は、現行の最上位機種「M550」の後継機種に当たる。最大シーケンシャルリード速度は555MB/sec、同ライト速度は500MB/sec。ランダムリードは10万IOPS、ランダムライトは87,000IOPS。耐久性も強化し、本モデルでは従来機の72TBWに対して320TBWに向上した。

 機能面では、ファイルの保存や転送を高速化する技術「ダイナミック書込アクセラレーション」を搭載する。コンシューマ向けドライブ市場では唯一としている。このほか、AES 256bit暗号化、適応型サーマルプロテクション、パワーロス防止機能などを備える。

MX200 M.2(180mm)
MX200 M.2(160mm)
MX200 mSATA

 BX100は、現行の中位モデル「MX100」と同クラスの兄弟機。最大シーケンシャルリード速度は535MB/sec、同ライト速度は185~450MB/sec。ランダムリードは87,000~90,000IOPS、ランダムライトは47,000~70,000IOPS。コントローラにはCrucialブランドの製品として初めてSilicon Motion製の「SM2246EN」を搭載することで、消費電力効率の向上を図っている。

型番MX200BX100
容量250GB500GB1TB120GB250GB500GB1TB
シーケンシャルリード555MB/sec535MB/sec
シーケンシャルライト500MB/sec185MB/sec370MB/sec450MB/sec
ランダムリード100,000IOPS87,000IOPS90,000IOPS
ランダムライト87,000IOPS43,000IOPS70,000IOPS
メモリ16nm MLC NAND16nm MLC NAND
コントローラMarvell 88SS9189Silicon Motion SM2246EN
耐久性80TBW160TBW320TBW72TBW
タイプmSATA、M.2あり2.5インチのみ2.5インチのみ

(関根 慎一)