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東芝、NANDフラッシュの機密情報流出でSK Hynixと和解

〜新たな協業についても合意

 株式会社東芝は19日、2014年3月13日に提訴した、NANDフラッシュメモリに関する韓国SK Hynixに対する訴訟について、SK Hynixが東芝へ2億7,800万ドルの和解金を支払うことで合意したことを発表した。

 この訴訟は、SK Hynixへ移籍したSanDisk日本法人の元従業員が機密情報を不正に持ち出したことによるもの。この元従業員は不正競争防止法違反の容疑で逮捕され、これを認めていた。

 東芝はニュースリリースの中で、「当社は、事業競争力の源泉である技術先進性確保のため、不正競争行為に断固たる対処を進めてきましたが、交渉の結果、今般、SK ハイニックス社と和解の合意に達したものです」(原文ママ)と決定の理由を記している。

 また、今回の和解を機に、東芝とSK Hynixは新たな協業関係を構築。DRAM供給契約、特許クロスライセンス契約期間の延長、次世代露光装置候補のナノインプリントリソグラフィ技術の共同開発について合意した。

(多和田 新也)