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SATAを18ポート備えた「ASRock X99 Extreme11」が国内販売

X99 Extreme11

 マスタードシード株式会社は、ASRock製のIntel X99チップセット搭載を搭載したハイエンドマザーボード「X99 Extreme11」を11月1日に発売する。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は83,300円前後の見込み。

 SATA 6Gbpsを18ポート搭載し、多数のストレージを接続して高速化できるハイエンドマザーボード。10ポートはX99チップセットによる機能だが、残り8ポートはLSI製の「SAS 3008」コントローラによるもので、SAS 12Gbpsをサポートする。加えて、PCI Express 3.0 x4接続のUltra M.2ソケットを2基搭載。SATA 6GbpsタイプのSSD接続も可能となっている。

 拡張スロットはPCI Express 3.0 x16が5基。PLXの「PEX8747」ブリッジチップを2基搭載することにより、4wayのAMD CrossFire/NVIDIA SLIをフルレーンであるx16で接続が可能。Gigabit EthernetもIntel I218-VとIntel I211-ATのデュアル構成となっている。

 このほか、独自設計思想の「Super Alloy Technology」に基づき、60Aの電流に耐えるチョークコイル、低発熱のUltra Dual-N MOSFET、長寿命を謳う12Kプラチナコンデンサ、放熱性を高めたXXLアルミ合金ヒートシンク、質感を高めたサファイアブラックPCB、湿度に強い高密度ガラス繊維採用の2オンス銅採用基板、電力損失を低減する高密度電源コネクタなどを備える。

 主な仕様は、フォームファクタがExtended ATX、ソケットがLGA2011-v3、メモリスロットがDDR4×8で、速度は最大3,200MHz以上(オーバークロック)、容量が最大128GB。背面パネルのインターフェイスは、USB 3.0×4、USB 2.0×4、Gigabit Ethernet、音声入出力などを備える。

(劉 尭)