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エプソン、3万円台からの10.1型Windows 8.1 with Bingタブレット

~64GBストレージ&Office付きモデルも4万円台

「Endeavor S TB20S」

 エプソンダイレクト株式会社は29日、「Endeavor S」シリーズに、税別35,000円からの10.1型Windows 8.1タブレット「TB20S」を追加。同日より受注を開始した。

 1,280×800ドット表示/10点タッチ対応の1,280×800ドットIPS液晶を搭載するWindows 8.1 with Bingタブレット。ストレージ32GB/Officeなしのエントリーモデルの価格は35,000円(税別)、ストレージ64GB/Office Home and Business 2013搭載モデルが43,000円(同)と低価格を売りとする。

 そのほか、CPUにCeleron N2807(1.58GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ2GBを搭載。インターフェイス/センサーは、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetooth 4.0+EDR、100万画素前面カメラ、500万画素背面カメラ、microSDカードスロット、Micro USB 2.0、Micro HDMI、音声入出力、地磁気センサー、ジャイロセンサー、加速度センサー、照度センサー、GPSを装備する。

 バッテリ駆動時間は約4.6時間(JEITA測定法2.0)。充電はMicro USBポートより行なう。本体サイズは258×173×11mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約690g。

 また、スタンド機能付き本体カバー(税別2,500円)、オーディオ端子へ取り付けるカールコード付きのタッチペン(同2,000円)、日本語81キーのBluetoothキーボード(同3,000円)、液晶フィルム(同1,000円)などのオプションも販売。この4オプションをセットにした「TB20S用オプションパック」は6,500円(同)で販売される。

 また同日、既存モデルをベースにWindows Embedded 8.1 Industry Pro(64bit)を搭載したモデル「Endeavor JE」シリーズのオンライン販売も開始した。

 これまで特定用途で利用するWindows Embedded搭載モデルは「キッティングBTOサービス」で提供していたが、今回のオンライン販売では、個別商談などせず1台から注文できるという、一般販売に近い形態でWindows Embedded製品を提供するものとなる。ただし販売先は法人のみで、BTO選択肢も一般モデルに比べて制限される。

 販売されるのは、「Endeavor AT992E」をベースとした「Endeavor JE992」、「Endeavor ST10E」ベースの「Endeavor JE10」、「Endeavor ST170E」ベースの「Endeavor JE170」、「Endeavor PT110E」ベースの「Endeavor JE110」、「Endeavor NJ3900E」ベースの「Endeavor JE3900」の5機種。

 価格は各ベースモデルにWindows 8.1 Pro(64bit)を搭載した場合の同等BTO構成価格から、プラス6,000円(税別)となる。

「Endeavor JE992」。ハードウェアは「Endeavor AT992E」(ディスプレイは別売り)
「Endeavor JE10」。ハードウェアは「Endeavor ST10E」(ディスプレイは別売り)
「Endeavor JE170」。ハードウェアは「Endeavor ST170E」(ディスプレイは別売り)
「Endeavor JE110」。ハードウェアは「Endeavor PT110E」
「Endeavor JE3900」。ハードウェアは「Endeavor NJ3900E」

(多和田 新也)