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女性の8割が「Windows 8/8.1のスタート画面は使わない機能が多い」

~ジャストシステムがFastaskで実施した調査結果を公表

3月13日 発表

 株式会社ジャストシステムは13日、セルフ型アンケートサービス「Fastask」を利用して実施した「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」の2014年2月度の結果を発表した。

 同アンケート結果は、全国の15~69歳の男性/女性各550名、5歳区切りで100名ずつを均等に割り付けた、計1,100名からの回答を集計したもので、調査期間は2014年2月25~26日。インターネット、タブレット/電子書籍などのデバイスやサービスに関する質問のほか、Windows XPからの買い替えやWindows 8/8.1に対する意識調査も実施された。

 Windows XPからの買い替え意向については、Windows XPを利用していると回答した186名の回答を集計。全体では32.8%の回答者が「買い替える予定はない(そのまま利用する)」と回答している。買い替える意向を示した人の買い替え先としては、デスクトップPCが25.3%、ノートPCが23.7%、タブレット型PCが6.5%という結果になっている。

 Windows 8/8.1の使用感については、Windows 8/8.1を利用中で以前のWindowsの利用経験もある204名の回答を集計。

Windows 8/8.1に対する調査結果(出典:Fastask、モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査、2014年2月度)

 「あてはまる」または「ややあてはまる」と答えた人の割合を見ると、Windows 8/8.1について「以前のOSの方よりも基本操作が分かりにくいと思う」の問いに対して64.7%、「以前のOSの方がアプリケーションの立ち上げが分かりやすかった」の問いに対して60.3%、「以前のOSの方が各種設定の仕方が分かりやすかった」の問いに対して69.6%、「以前のOSに近い形式に戻してほしいと思う」の問いに対して54.4%、「新しいスタート画面は使わない機能が多いと思う」の問いに対して72.5%と、軒並み半数以上が以前のWindows OSを好む傾向が出ている。

 特に割合が多い「新しいスタート画面は使わない機能が多いと思う」の回答結果は、女性(有効回答数:71)の80.3%が「あてはまる」または「ややあてはまる」と回答。性別/世代別では、女性35~39歳(同:4)が100%、男性40~44歳(同:9)と女性50~54歳(同:9)が88.9%、女性60~64歳(同:8)が87.5%、女性15~19歳(同:7)が85.7%、男性55~59歳(同:12)が83.3%と特に高い割合を示している。

(多和田 新也)