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インテル、第3世代自社製コントローラ搭載SSD「730」シリーズ

730シリーズ
発売中

価格:オープンプライス

 インテル株式会社は、第3世代の自社製コントローラを搭載したSSD「730」シリーズを発売した。価格はオープンプライス。容量は240GBと480GBの2モデルが用意される。

 コンシューマ向けでは「X25-M」シリーズ以来となる第3世代自社製コントローラを採用。20nmプロセスのNANDフラッシュと最適化されたファームウェアを備える。インターフェイスはSATA 6Gbpsで、シーケンシャルリード速度は2モデルともに550MB/sec。リード50μs/ライト65μsの低レイテンシも実現した。

 また、“データセンターのDNA”を組み込んだとされており、RAID 0構成にも最適化。Z87/H87/B85/Q85/Q87チップセット利用時、2ドライブ構成時で1,020MB/sec、4ドライブ構成時で1,500MB/secのシーケンシャルリードを実現できる。X79/H81チップセットはSATA 6Gbpsポートが2つまでのため、2台までの対応となる。

 平均故障間隔は120万時間。24時間/7日連続稼働に対応し、1日あたり70GBの書き込みで5年間保証する(一般的なSSDは20GB/日)。サイズは2.5インチの7mm厚。そのほかの仕様は下表の通り。

容量240GB480GB
シーケンシャルリード550MB/sec550MB/sec
シーケンシャルライト270MB/sec470MB/sec
4KBランダムリード86,000IOPS89,000IOPS
4KBランダムライト56,000IOPS74,000IOPS
アクティブ時消費電力3.8W5.5W
アイドル時消費電力1.5W1.5W

(劉 尭)