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インテル、第3世代自社製コントローラ搭載SSD「730」シリーズ
(2014/3/13 11:00)
インテル株式会社は、第3世代の自社製コントローラを搭載したSSD「730」シリーズを発売した。価格はオープンプライス。容量は240GBと480GBの2モデルが用意される。
コンシューマ向けでは「X25-M」シリーズ以来となる第3世代自社製コントローラを採用。20nmプロセスのNANDフラッシュと最適化されたファームウェアを備える。インターフェイスはSATA 6Gbpsで、シーケンシャルリード速度は2モデルともに550MB/sec。リード50μs/ライト65μsの低レイテンシも実現した。
また、“データセンターのDNA”を組み込んだとされており、RAID 0構成にも最適化。Z87/H87/B85/Q85/Q87チップセット利用時、2ドライブ構成時で1,020MB/sec、4ドライブ構成時で1,500MB/secのシーケンシャルリードを実現できる。X79/H81チップセットはSATA 6Gbpsポートが2つまでのため、2台までの対応となる。
平均故障間隔は120万時間。24時間/7日連続稼働に対応し、1日あたり70GBの書き込みで5年間保証する(一般的なSSDは20GB/日)。サイズは2.5インチの7mm厚。そのほかの仕様は下表の通り。
容量 | 240GB | 480GB |
---|---|---|
シーケンシャルリード | 550MB/sec | 550MB/sec |
シーケンシャルライト | 270MB/sec | 470MB/sec |
4KBランダムリード | 86,000IOPS | 89,000IOPS |
4KBランダムライト | 56,000IOPS | 74,000IOPS |
アクティブ時消費電力 | 3.8W | 5.5W |
アイドル時消費電力 | 1.5W | 1.5W |