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Micron、DDR3メモリ形状の並列処理向けプロセッサ

Automata Processor
11月18日(現地時間) 発表

 米Micron Technologyは18日(現地時間)、DDR3メモリモジュールの形状をした並列処理アクセラレータ「Automata Processor」を発表した。

 Automata Processorは、メモリ技術を応用した並列処理向けのプロセッサ。DDR3メモリモジュールと同じ形状をしているものの、一般的なメモリデバイスではないため通常のマザーボードでは利用できず、専用のボードに挿し、SDKを通して利用する。ユーザーが動作を定義可能なプロセッサを複数搭載し、膨大な非構造化のストリームデータを構造化する処理に有効としている。

 スケーラブルに拡張できるのも特徴で、数万から数百万のプロセッサ群を構築できる。生物学における解析やビデオ/画像の解析、ネットワークセキュリティ対策分野などに応用できるとしている。

 Automataの設計、編集、テストなどのSDKは2014年より提供開始するとしている。

(劉 尭)