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インテル、代表取締役社長に江田麻季子氏が就任

~吉田和正氏は退任

江田麻季子氏
10月9日 発表

吉田和正氏

 インテル株式会社は、10月10日付けで吉田和正氏が代表取締役社長を退任し、後任として江田麻季子氏が就任することを発表した。

 吉田氏は1984年にIntelに入社し、マイクロコンピューター製品マーケティング事業部、コンシューマ・デスクトップ製品事業部マーケティング部長、インテル・アーキテクチャ営業統括本部長などを経て、2003年6月にインテル代表取締役共同社長に就任。役職名からも分かるとおり、就任後しばらくはグレゴリ・R・ピアーソン氏やロバート・スウィヌン氏との共同体制を敷いており、2008年10月からは1人体制の代表取締役社長として経営に当たった。

 吉田氏にとっては、Intel入社から30年弱、社長就任から10年を経たタイミングでの社長交代となる。吉田氏は年内にインテル株式会社を退社する予定。

 後任社長となる江田麻季子氏は、2000年にマーケットリサーチ・マネージャとしてIntelに入社。2010年からはIntel Semiconductor(APAC地域統括)においてブランディングやマーケティング戦略に関する総責任者となるマーケティング&コンシューマー・セールス担当ディレクターを務めている。それ以前にはインテル日本法人のマーケティング本部長職にあったことから、日本市場を熟知した存在といえるだろう。

 江田氏はIntel米国本社のセールス&マーケティング統括本部 副社長も兼任する。

(多和田 新也)