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Wi-Fi Alliance、最終規格策定後も見据えた11ac認定プログラムを開始

6月19日(米国時間) 発表

 Wi-Fiに関する業界団体のWi-Fi Allianceは19日(米国時間)、次世代無線規格“IEEE 802.11ac”の認定プログラム「Wi-Fi CERTIFIED ac」を発表した。従来規格同様、性能や相互接続性などを保証するために規格への適合を認定するもの。最終規格承認後も利用できるプログラムとなっている。

 IEEE 802.11acは、すでにドラフト版に準拠する製品が各社から発売されているが、規格の最終版はまだリリースされていない。Wi-Fi Allianceは同リリースのFAQの中で、“最終規格策定後については市場からの要求があれば追加機能を含むアップデートを行なうが、その場合も認定済みの機器との互換性を保証する”としている。

 このテストには、最初の認定製品としてBroadcom、Intel、Marvell、MediaTek、Qualcomm、Realtekの対応コントローラが用いられる。

(多和田 新也)