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OCZ、Indilinx最新コントローラ/20nm NAND搭載のSSD「Vertex 450」

Vertex 450
5月23日(現地時間) 発表

価格:129.99ドル~

 米OCZ Technologyは23日(現地時間)、Indilinxの最新コントローラ「Barefoot 3 M10」を搭載するSSD「Vertex 450」を発表した。容量は128GB、256GB、512GBをラインナップし、価格はそれぞれ129.99ドル、234.99ドル、499.99ドル。

 2012年に4月に発表された「Vertex 4」の後継モデル。IndilinxとPLX Technology共同開発のコントローラ「Barefoot 3」の設計をベースとした「Barefoot 3 M10」を搭載する。

 Barefoot 3はARM Cortex-A9ベースのプロセッサを2個を搭載するSSDコントローラ。そのアップデート版となるM10では、Power Optimized Clock Generatorを搭載することで20nm/1xnmプロセスのNANDフラッシュに最適化したアクセスが可能になっているという。Vertex 450は、その20nmプロセスのMLC NANDを採用している。

Barefoot 3 M10のダイヤグラム

 フォームファクターは2.5インチ/7mm厚。3.5インチ変換アダプタと、Windows 8対応のAcronis製クローニングソフトが付属する。公称性能は下記の通り。

128GBモデル256GBモデル512GBモデル
シーケンシャル読み出し525MB/sec540MB/sec540MB/sec
シーケンシャル書き込み290MB/sec525MB/sec530MB/sec
ランダム読み出し75,000IOPS85,000IOPS85,000IOPS
ランダム書き込み70,000IOPS90,000IOPS90,000IOPS

 本発表に合わせて登場予定製品の予告もしており、2013年第3四半期にハイエンド向けSSDの「Vector」後継の「Vextor 150」、サーバー/ワークステーション向けのPCI Express接続SSD「Revo3」後継の「Vector PCIe」シリーズをラインナップするとしている。

(多和田 新也)