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OCZ、Indilinx最新コントローラ/20nm NAND搭載のSSD「Vertex 450」
(2013/5/24 13:15)
米OCZ Technologyは23日(現地時間)、Indilinxの最新コントローラ「Barefoot 3 M10」を搭載するSSD「Vertex 450」を発表した。容量は128GB、256GB、512GBをラインナップし、価格はそれぞれ129.99ドル、234.99ドル、499.99ドル。
2012年に4月に発表された「Vertex 4」の後継モデル。IndilinxとPLX Technology共同開発のコントローラ「Barefoot 3」の設計をベースとした「Barefoot 3 M10」を搭載する。
Barefoot 3はARM Cortex-A9ベースのプロセッサを2個を搭載するSSDコントローラ。そのアップデート版となるM10では、Power Optimized Clock Generatorを搭載することで20nm/1xnmプロセスのNANDフラッシュに最適化したアクセスが可能になっているという。Vertex 450は、その20nmプロセスのMLC NANDを採用している。
フォームファクターは2.5インチ/7mm厚。3.5インチ変換アダプタと、Windows 8対応のAcronis製クローニングソフトが付属する。公称性能は下記の通り。
128GBモデル | 256GBモデル | 512GBモデル | |
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シーケンシャル読み出し | 525MB/sec | 540MB/sec | 540MB/sec |
シーケンシャル書き込み | 290MB/sec | 525MB/sec | 530MB/sec |
ランダム読み出し | 75,000IOPS | 85,000IOPS | 85,000IOPS |
ランダム書き込み | 70,000IOPS | 90,000IOPS | 90,000IOPS |
本発表に合わせて登場予定製品の予告もしており、2013年第3四半期にハイエンド向けSSDの「Vector」後継の「Vextor 150」、サーバー/ワークステーション向けのPCI Express接続SSD「Revo3」後継の「Vector PCIe」シリーズをラインナップするとしている。