AMD、新ダイ採用コアクロック1GHzのRadeon HD 7790

　米AMDは22日(現地時間)、新しいダイを採用するデスクトップGPU「Radeon HD 7790」を発表した。

　従来のRadeon HD 7000シリーズ同様、アーキテクチャはGraphics Core Next(GCN)を採用するが、ダイは従来のHD 7700シリーズとは異なる新規のものを採用。従来のHD 7700シリーズでは、プリミティブの処理が1クロックあたり1だったのに対し、HD 7790は2処理が可能。また、SP数やメモリクロックも向上している。

　SP数は896基、コアクロックは1GHz、テクスチャユニット数は56基、ROP数は16基。メモリは6Gbps駆動/128bit接続のGDDR5を1GB搭載する。理論演算性能は1.79TFLOPS。プロセスルールは28nmで、トランジスタ数は20億8千万個、ボード消費電力は85W以下となる。

　カード厚は2スロットで、リファレンスモデルのディスプレイインターフェイスは、DVI、HDMI、Mini DisplayPort×2。最大6台までのディスプレイに接続できる。