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アスク、Micron製の最大960GBのSSD「Crucial M500」を取り扱い

Crucial M500(2.5インチモデル)
3月7日 発表

 株式会社アスクは、Micron製の最大960GBのSSD「Crucial M500」シリーズを国内で取り扱うと発表した。

 米国で1月に発表された製品。「Crucial m4」の後継モデルで、20nmのMLC NANDを採用。コントローラはMarvell「88SS9187」を採用し、独自のファームウェアを搭載。SEDハードウェア暗号化(TCG OPAL 2.0/IEEE 1667準拠)機能やパワーロス防止技術、適応型温度監視システムなどを備える。

 また、数百通りの認証試験や1,000時間以上の前検証試験を実施し、サーバーやワークステーション、組み込み機器にも好適としている。総書込容量は72TBで、これは1日あたり40GBの書き込みを5年間行なった場合に相当するという。MTBFは120万時間、保証期間は3年。

 フォームファクタはSATA 6Gbps/2.5インチのモデルと、SATA 6Gbps/mSATAのモデルを用意。M.2モデル(NGFF)も用意されるが、情報について現在確認中としている。

 容量ラインナップは2.5インチが120GB、240GB、480GB、960GBの4モデル、mSATAが960GBを除く3モデル。最大シーケンシャルリード速度はいずれも500MB/secで、同ライト速度は順に130MB/sec、250MB/sec、400MB/sec、400MB/secとなる。4Kランダムリード速度は順に62,000IOPS、72,000IOPS、80,000IOPS、80,000IOPS。

 2.5インチモデルは7mm厚だが、9.5mm厚変換アダプタも用意する。

mSATAモデル
M.2モデル

(劉 尭)