ニュース

DLPA、NASへのリモートアクセス機能に関するガイドラインを策定

~バッファロー、デジオンが対応製品を予定

「DLPA NAS」のロゴ
1月23日 発表

 一般社団法人デジタルライフ推進協会(DLPA)は23日、デジタル放送録画番組を保存したNASに対してアクセスして視聴できる新機能についての「リモートアクセスガイドライン」を策定した。

 著作権保護されたデジタル放送録画番組を、インターネットを経由してタブレットやスマートフォンなどでも視聴できるようにする機能のガイドライン。主な機能仕様として、

・サーバー構成のガイドライン
・デバイス管理機能
・P2P セキュアトンネルの構築
・セキュリティ確保に関するガイドライン
・DTCP+の規格に準拠

 が挙げられている。

 本ガイドラインは、DLPAが定めるDLPA NASガイドラインに新たなレベルとして盛り込まれる予定。DLPA NASは現在、レベル1~3までが規定されており、レベル1は「ビデオ/写真/音楽ファイルの共有が可能」、レベル2が「著作権保護コンテンツの配信が可能」、レベル3が「著作権保護コンテンツの書き出しが可能」な製品に対してロゴを付与することができる。

 DLPAの本日の発表にあたり、株式会社バッファローがリモートアクセスガイドライン対応NASの今春発売を発表したほか、株式会社デジオンも同ガイドラインに対応したサーバー/プレーヤー機器と連携してリモートアクセス機能を提供する「DiXiMリモートアクセスサービス」を2月より開始することを発表している。

(多和田 新也)