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LG、10点マルチタッチ対応やAdobe RGB 99%のセミプロ向けWQHDなど液晶3機種
~29型21:9液晶も国内投入
(2012/12/5 15:34)
LG Electronics Japan株式会社は、10点マルチタッチ対応の23型液晶「23ET83V-W」を12月下旬以降、Adobe RGBカバー率99%の27型液晶「27EA83-D」を12月中旬以降、シネスコサイズの29型液晶「29EA93-P」を12月中旬以降、それぞれ発売する。
「23ET83V-W」は、10点マルチタッチセンサーを内蔵した23型液晶ディスプレイ。Windows 8認証も取得済み。コンシューマ向けの10点マルチタッチ対応ディスプレイは、デルに続いて2製品目となる。
パネルはIPSで、解像度が1,920×1,080ドット、表示色数が約1,670万色、応答速度が5ms(中間色)、輝度が250cd/平方m、コントラスト比が1,000:1(最大1,000万:1)、視野角が上下/左右とも178度。
インターフェイスは、ミニD-Sub15ピン、HDMI×2、ヘッドフォン出力のほか、タッチセンサー用のUSB端子を備える。スタンドは上25度~下5度のチルト調整が可能。
本体サイズは554.8×207.8×399.1mm(幅×奥行き×高さ)。重量は6.4kg(スタンド含む)。店頭想定価格は50,000円前後。
「27EA83-D」は、Adobe RGBカバー率99%の27型液晶ディスプレイ。表示色数約10.7億色の10bitパネルを採用。工場出荷時にキャリブレーションが実施されているほか、キャリブレーターとキャリブレーションソフトも付属する。
解像度は2,560×1,440ドット。2台のPCを接続して、2分割表示が可能な「Dual Link-up」機能も搭載。
パネルのそのほかの主な仕様は、応答速度が5ms(同)、輝度が350cd/平方m、コントラスト比が1,000:1(最大500万:1)、視野角が上下/左右ともに178度。
インターフェイスはDVI-D、HDMI、DisplayPort。3ポートのUSB 3.0ハブ機能を内蔵している。スタンドは上15度~下5度のチルト調整が可能。
本体サイズは643×226×459mm(同)。重量は7.3kg(スタンド含む)、店頭想定価格は70,000円前後。
「29EA93-P」は解像度の2,560×1,080ドットの29型液晶。シネスコサイズと呼ばれる、映画のスクリーンに近い21:9のアスペクト比となる。
4画面分割表示機能やハードウェアキャリブレーション機能も搭載。Mobile High-Definition Link(MHL)での接続にも対応する。
パネルはIPSで、応答速度が5ms(同)、表示色数が約1,670万色、輝度が300cd/平方m、コントラスト比が1,000:1(最大500万:1)、視野角が上下/左右ともに178度。
インターフェイスはDVI-D、HDMI×2(うち1ポートがMHLに対応)、DisplayPort。7W×2のスピーカー、音声入出力やUSB 3.0×3のハブ機能も搭載する。
本体サイズは699.7×208.5×387.0mm(同)。重量は5.65kg(スタンド含む)。店頭想定価格は50,000円。