Corsair、Link_A_Media Devices製コントローラ採用のSSDを発売

Neutron GTX

9月8日 発売
価格:オープンプライス



 株式会社リンクスインターナショナルは、Corsair製の2.5インチSSD“Neutron Series GTX”「CSSD-N240GBGTX-BK」および“Neutron Series”「CSSD-N240GB3-BK」を9月8日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は前者が24,800円前後、後者が19,800円前後の見込み。

 いずれもエンタープライズ向けストレージにおけるSoC開発を手がけるLink_A_Media Devices製コントローラ「IC LM87800」を搭載したモデル。容量は240GB。圧縮/非圧縮データに関係なく高い性能を発揮し、両モデルともに最大リード速度が555MB/sec、ランダムリード速度90,000IOPS、ランダムライト速度85,000IOPSとなっている。

 独自のNANDマネジメント技術「E-boost technology」を搭載し、耐久性を高めるとともに大容量データ書き込み後の速度低下を抑制。また、2KBデータにおいて78bitのNANDフラッシュ誤り訂正をサポートする「BCH ECCメモリエラー補正機能」、記憶領域のアクセスを最小限に抑えることで耐久性と信頼性を向上させる「A-DSPアルゴリズム」を採用。またウェアレベリングやガベージコレクション、TRIM機能を備える。

 Neutron Series GTXは東芝製24nm MLC Toggle NANDを採用し、最大ライト速度は511MB/sec。Neutron SeriesはMicron製MLC NANDを採用し、最大ライト速度は370MB/sec。耐衝撃性は1,500G、MTBFは200万時間で、5年保証を謳う。

 本体サイズは70×100×7mm(幅×奥行き×高さ)、重量は55g。3.5インチベイ変換マウンタが付属する。

Neutron Series GTXの採用コントローラIC LM87800Neutron Series GTXは東芝製Toggle NANDを採用
基板表面。キャッシュ用メモリも見える基板裏面はチップが少なく、キャッシュメモリの実装が目立つ
CrystalDiskMarkの結果ATTO Diskbenchmarkの結果
Neutron SeriesこちらもLink_A_Media Devices製のIC LM87800を採用MicronのMLC NANDを採用
基板表面。チップ配置はNeutron Series GTXとほぼ同等Neutron Series GTXとは異なり基板裏面にもNANDが実装される付属の変換マウンタ
CrystalDiskMarkの結果ATTO Diskbenchmarkの結果

(2012年 9月 3日)

[Reported by 劉 尭]