PLDS、ライト最大450MB/secの7mm厚SSD「M3P」

PX-M3Pシリーズ

発売中
価格:オープンプライス



 株式会社リンクスインターナショナルは、台湾PHILIPS & LITE-ON DIGITAL SOLUTIONS(PLDS)製のPLEXTORブランドの厚さ7mmの2.5インチSSD「M3P」シリーズを順次発売する。価格はオープンプライス。

 容量ラインナップおよび店頭予想価格は、128GBの「PX-128M3P」が19,800円前後、256GBの「PX-256M3P」が38,800円前後、512GBの「PX-512M3P」が59,800円前後の見込み。発売日は、PX-128M3Pが2月24日、PX-256M3P/512M3Pが3月1日。

【18時40分訂正】リンクスより、256GB/512GBモデルの入荷延期により、発売日が31日になりました。

 2月4日に発売したM3シリーズと同様、Marvell製サーバーグレードのSSDコントローラ「88SS9174」を搭載し、フラッシュメモリに東芝製の24nmプロセスMLC NANDを採用しながら、厚さを9.5mmから7mmに変更した。また、M3からシーケンシャルアクセス速度を高速化している。

 512GBモデルではリードが535MB/sec、ライトが450MB/sec、256GBモデルではリードが540MB/sec、ライトが420MB/sec、128GBモデルではリードが535MB/sec、ライトが350MB/secとなっている。

 ただし、同社が公開したCrystalDiskMark 3.0 x64の4K QD32の結果を見ると、256GB/128GBモデルともにリードが300MB/sec前後、ライトが280MB/sec前後となっているが、512GBモデルはリードが224MB/sec、ライトが136MB/secと低速になっている。

 そのほかはM3ほぼ同様、長時間の使用後もパフォーマンスの低下を抑制する「Plextor True Speed Technology」、大量のデータ書き込み後の速度低下を抑える「Instant Restore」、メモリブロックに対して均一にデータを書き込む「Global Wear leveling」機能、データが適切に格納されているかどうかを監視する「Bad Block Management」機能を搭載する。

 キャッシュは512GB/256GBモデルが512MB、128GBモデルが256MB。Windows 7のTRIMコマンドやNCQコマンドをサポートする。インターフェイスはSATA 6Gbps。MTBFは150万時間。Acronis製バックアップソフト「True Image」が付属する。

 本体サイズは70×100×7mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は60g。

(2012年 2月 24日)

[Reported by 劉 尭]