西日本電信電話株式会社グループ(NTT西日本グループ)と、イオン株式会社、シャープ株式会社は、家庭向けAndroidタブレット「A touch Ru*Run」(エータッチ ルルン)を3月12日より発売する。
ITツールによる家族のコミュニケーションをより優しく便利に実現することを目的としたタブレット。NTT西日本グループが提供(月額315円か年額3,465円)する「くらしフルサービス」により、子供が帰宅したことを携帯電話で確認できるほか、写真アルバムの管理、レシピの表示、家族で共有できるシールスケジューラといった機能が搭載される。また、電話や遠隔操作による端末設定や操作を用いたサポートサービスが無償で付属し、ITツールが苦手な人でも安心して利用できるとしている。
また、FeliCaを内蔵し、イオンネットスーパーアプリと組み合わせて、ネットスーパーで買い物を行ない、その決済をWAONで行なうことができる。電子マネー決済機能を搭載する家庭向けタブレットは本製品が日本初としている。
ハードウェアの製造はシャープが行なっており、同社提供の電子コンテンツストアサービス「GALAPAGOS」も利用できる。
タブレットは7型の「RW-N107」と10.1型の「RW-N110」の2機種を用意。価格は前者が39,800円、後者が49,800円。当初はイオンのネットショップ、続いて関東と広島のイオン店舗で発売し、順次全国展開する。
共通の仕様として、OSはAndroid 2.3、CPUはTI OMAP 4430(1GHz)、ストレージ8GBを搭載。7型は512MBメモリと、1,024×600ドット液晶、10型は1GBメモリと1,280×800ドット液晶を搭載する。
インターフェイスはほぼ共通で、microUSB、microHDMI、microSDカードスロット、イヤフォン端子、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、加速度センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー、照度センサー、GPS、300万画素背面カメラ、200万画素前面カメラなどを装備。
本体サイズ、重量、バッテリ駆動時間は、7型が約194×130×11.5mm(幅×奥行き×高さ)/約395g/約8時間(連続動画再生)、10型が約260×180×9.9mm(同)/約640g/約9時間(同)。
(2012年 2月 22日)
[Reported by 若杉 紀彦]