株式会社東芝は、13.3型モバイルノートPC「dynabook R731」と、10.1型ネットブック「dynabook N300」の2011年秋冬モデルを9月中旬より発売する。価格はオープンプライス。
●dynabook R731dynabook R731は、新色としてシャンパンゴールドが追加された。スペックの違いで4モデルが用意されるが、1スピンドルモデルはグラファイトブラックのみとなる。このほかスペック面を強化した。
夏モデルで追加された「東芝高速スタート」が高速化し、SSDモデルのWindows起動が約10秒に短縮された(夏モデルは約12秒)。
新色のシャンパンゴールド |
グラファイトブラック |
最上位モデル「R731/38D」は、Core i7-2640M vPro(2.80GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ4GB、SSD 128GB、Intel QM67 Express、DVDスーパーマルチドライブ、1,366×768ドット表示対応13.3型ワイド液晶、Windows 7 Professional(SP1、セレクタブルOS)、Office Home and Business 2010を搭載。店頭予想価格は20万円前後の見込み。
インターフェイスはUSB 3.0×1、USB 2.0×2(1つはeSATA共用)、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、WiMAX、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン、SDXCカードスロット、ExpressCard/54スロット、指紋センサー、30万画素Webカメラ、音声入出力などを装備。TPMセキュリティチップを内蔵する。
バッテリ駆動時間は約13時間。本体サイズは約316×227×18.3~26.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.41kg。
「R731/37D」は、Core i5-2520M(2.50GHz)、HDD 750GB、Intel HM65 Expressチップセット、Windows 7 Home Premium(SP1、64bit)を搭載し、店頭予想価格は17万円前後の見込み。「R731/36D」は、Core i3-2330M(2.20GHz)、HDD 640GBに変更した構成で、店頭予想価格は15万円前後の見込み。
この2モデルのバッテリ駆動時間は約11時間。重量は約1.49kg。
1スピンドルの「R731/16D」は、Core i3-2330M、メモリ2GB、HDD 320GBを搭載し、光学ドライブとExpressCardスロット無しの構成。店頭予想価格は12万円前後の見込み。バッテリ駆動時間は約11時間。重量は約1.39kg。
dynabook N300は、夏モデルからバッテリを大容量に変更した「N300/02D」を発売。店頭予想価格は5万円前後の見込み。本体色はカカオブラウン、ライムグリーン、パッションオレンジの3色。
従来オプション扱いだった大容量バッテリを標準搭載にしたことで、駆動時間は約7時間に延びた。一方で、重量は約160g増加し約1.36kgになった。
主な仕様は、Atom N570(1.66GHz、ビデオ機能内蔵)、メモリ1GB(最大2GB)、HDD 250GB、Intel NM10 Expressチップセット、1,024×600ドット表示対応10.1型ワイド液晶、Windows 7 Starter(SP1)、Office Personal 2010(2年間ライセンス版)を搭載する。
インターフェイスはUSB 2.0×3、Ethernet、IEEE 802.11b/g/n無線LAN、ミニD-Sub15ピン、マルチカードリーダ、30万画素Webカメラ、音声入出力などを装備。電源OFF時にも携帯プレーヤーなどから使用できるharman/kardonスピーカーを内蔵する。
本体サイズは約262×190×16.6~35.5mm(同)。
dynabook N300/02DC | dynabook N300/02DG | dynabook N300/02DD |
(2011年 9月 5日)
[Reported by 山田 幸治]