プリンストンテクノロジー株式会社は、2,048段階の筆圧レベルに対応したペンタブレット“Sirius S Tablet”「PTB-S2S」を1月中旬に発売する。価格は11,800円。対応OSはWindows XP/Vista/7、およびMac OS X 10.4以降。
2,048段階の筆圧レベルや、最大0.00635mmの読み取り分解能(ドライバインストール時)、±45度の傾き検出に対応したモデル。乾電池が不要のペンを採用し、15gの軽量性で手の疲労を緩和できるという。ペンには機能割り当て可能な2つのボタンを備える。
なお、従来の「PTB-S2BK」は、同一の形状の製品を販売している企業と、意匠権に関する係争(リリースでは明示されていないが、ワコムのIntuos4を指すとみられる)が過去に行なわれ、2011年8月に販売を終息した経緯がある。新型のPTB-S2Sは本体左側のボタンやホイールを省略し、ペンホルダーとしたことでこの問題を回避したと見られる。
左利きと右利きにあわせてUSBコネクタを2個備え、上下のどちらでも利用可能。利用する方向はスイッチで切り替えられる。このほかの仕様は、読み取り精度が0.25mm、読み取り速度が200rps、読み取り範囲が203.2×127mm(幅×奥行き)。インターフェイスはUSB。
本体サイズは347×233.5×17mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約630g。ペンスタンド、1ダースの替え芯が付属する。
(2012年 1月 6日)
[Reported by 劉 尭]