OCZ、Indilinx買収後の新コントローラ搭載SSD

Octane 2.5" SSD

12月上旬より順次発売

価格:オープンプライス



 株式会社アスクは、OCZ Technology製の2.5インチSSD 3製品を12月上旬より順次発売する。価格はオープンプライス。

 Indilinx買収後として初めて提供するコントローラ「Everest」を採用。リード/ライト時のレイテンシを低くする技術により、公称値と実測値の差が少ないのが特徴だという。また、書き換え回数の増加による性能低下を低減するNDurance技術を採用する。

 「Octane 2.5" SSD」は、SATA 6Gbps対応の上位モデル。順次出荷中で、店頭予想価格は512GBモデルが85,000円前後、256GBモデルが35,500円前後、128GBモデルが19,500円前後の見込み。

 データ転送速度は、最大リード535MB/sec、4KBランダムリードが37,000IOPS。書き込み速度は容量で異なり、512GBモデルが400MB/sec、256GBモデルが270MB/sec、128GBモデルが170MB/sec。

Petrol 2.5" SATA III SSDOctane 2.5" SATA II SSD

 Everest採用のエントリーモデルも2種類用意。発売は12月下旬。

 「Petrol 2.5" SATA III SSD」は、6Gbps対応のエントリーモデル。店頭予想価格は、512GBモデルが65,000円前後、256GBモデルが31,000円前後、128GBモデルが14,000円前後の見込み。

 データ転送速度は、最大リード370MB/sec(128GBモデルは360MB/sec)、4KBランダムリードが34,000IOPS。最大ライトは512GBモデルが250MB/sec、256GBモデルが240MB/sec、128GBモデルが135MB/sec。

 「Octane 2.5" SATA II SSD」は、インターフェイスがSATA 3Gbps、最大リード速度が275MB/sec(64GBモデルは180MB/sec)の低価格モデル。店頭予想価格は、512GBモデルが55,000円前後、256GBモデルが26,500円前後、128GBモデルが12,000円前後、64GBモデルが7,100円前後の見込み。

 本体サイズは共通で99.8×69.63×9.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は83g。

(2011年 12月 8日)

[Reported by 山田 幸治]