ZOTAC、初のNano X2搭載127mm角超小型ベアボーン

ZBOXNANO-VD01

9月下旬 発売
価格:オープンプライス



 株式会社アスクは、ZOTAC製のNano X2搭載超小型ベアボーン「ZBOXNANO-VD01」を9月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万円台後半の見込み。

 本体サイズが127×127×45mm(幅×奥行き×高さ)で、フットプリントがCDケースよりも小さい超小型のベアボーンキット。8月にAMD E-350(1.6GHz)搭載モデル「ZBOXNANO-AD10」を発表したが、新製品はVIAのデュアルコアCPU「Nano X2 U4025」を搭載した。

 Nano X2は2011年1月に正式発表済みだが、搭載製品の国内販売は初とみられる。本製品に搭載されるU4025の動作クロックは1.2GHz、TDPは18W、FSBは1,066MHzなどの仕様となっている。

 コンパニオンチップセットはVX900H(ビデオ機能内蔵)で、DDR3 SO-DIMMを最大4GBまでサポート。対応ストレージは2.5インチのSATA 6Gbps HDDまたはSSD。

 インターフェイスは6in1カードリーダ、USB 3.0、USB 2.0、eSATA、DisplayPort、HDMI、Gigabit Ethernet、IEEE 802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 3.0などと、ZBOXNANO-AD10と同等。VESAマウンタとリモコン、IRレシーバが付属する。

 メモリ2GBと320GB HDDを組込み済みの「ZBOXNANO-VD01-PLUS」も同時発売する。店頭予想価格は2万円台後半の見込み。

無線LANアンテナをつけたところ付属品などはZBOXNANO-AD10と同等インターフェイスもZBOXNANO-AD10と同等

(2011年 9月 13日)

[Reported by 劉 尭]