株式会社MetaMoJiは、Android端末用の手書きIME「mazec(J) for Android」のベータ版を8月1日より提供開始した。9月末まで無料で利用でき、9月中に製品版の販売を開始する予定。
対応OSは3.0を除くAndroid 2.1以降。動作確認機種は、NTTドコモの「SH-12C」、「N-06C」、「SO-02C」、「SC-02C」、「SC-02B」、auの「IS11S」、「IS05」、「INFOBAR A01」、およびソフトバンクの「007SH」など。
2月に発売したiPad用デジタルノートアプリケーション「7notes」などに搭載された入力システム「mazec」をIME化し、Webブラウザやメールソフトなど、さまざまなアプリケーションで日本語入力機能として利用できるようにしたもの。
mazecは変換速度と精度を高めた手書き入力システムで、1文字1枠という概念はなく、行内であれば文字の大きさを気にすることなく連続で入力できることが特徴。また、画数の多い漢字や思い出せない漢字をひらがなとして入力し、漢字と交えながらでも変換できる「交ぜ書き変換入力機能」を備える。
同社ではベータ版の提供を通して改良をし、製品版の開発を行なっていく。またTwitter公式アカウント@androidmazecjを通して最新情報を提供すると同時に、ハッシュタグ#mazecanにてユーザーとの情報交換をしていくとしている。
(2011年 8月 1日)
[Reported by 劉 尭]