5月3日(現地時間)公開
米Intelは3日、Wireless Displayのソフトウェアをバージョン2.1へと更新し、新たにHDCPで保護されたコンテンツの出力が可能になった。
WiDiは、TVなどに接続する無線レシーバと組み合わせ、PCの無線LANからディスプレイ出力を行なう技術。WiDi 2.1は第2世代Coreプロセッサと同社製無線チップを搭載したノートPCで利用できる。
今回のソフトウェア更新により、DVDやBlu-ray Disc(Blu-ray 3D含む)などHDCPで保護されたコンテンツの出力が可能になった。また、これにあわせてディスプレイドライバも更新。Intel HD Graphics 2000/3000で、インターレースコンテンツのMPEG-2ハードウェアエンコードがサポートされ、各種ゲームで2~4割程度の性能改善がなされている。
(2011年 5月 9日)
[Reported by 若杉 紀彦]