エムエスアイコンピュータージャパン株式会社は、独自基板と冷却機構を採用したGeForce GTX 580ビデオカード「N580GTX Lightning」、Radeon HD 6970ビデオカード「R6970 Lightning」を4月7日に発売する。

　価格はともにオープンプライスで、店頭予想価格は前者が69,800円前後、後者が45,800円前後の見込み。

　NVIDIAとAMDの最上位シングルGPUを採用し、多フェイズPWM搭載の独自基板設計や、独自の2基のファンを搭載したクーラー「Twin Frozr III」を搭載することにより、オーバークロック耐性を高めた。電圧やオーバークロックが行なえる独自ユーティリティ「AfterBurner」が利用できる。

　N580GTX Lightningは16フェーズのPWM電源回路を搭載。コアクロックを832MHz、CUDAコアクロックを1,664MHz、メモリクロックを4.2GHzに高めた。メモリはGDDR5で、バス幅は384bit、容量は1,536MB。

　インターフェイスはDual Link DVI-I×2、HDMI、DisplayPort。補助電源コネクタはPCI Express用8ピン×2。本体サイズは305×127×45mm(幅×奥行き×高さ)。SLIブリッジケーブルが2本、V-Check pointケーブルが3本、補助電源変換ケーブルが2本、DVI→ミニD-Sub15ピン変換アダプタが1個付属する。

N580GTX Lightningの独自設計基板やクーラー

R6970 Lightning

　R6970 Lightningは18フェーズのPWM電源回路を搭載。コアクロックを940MHzに高めた。メモリクロックはリファレンス通りの5.5GHz。メモリはGDDR5で、バス幅は256bit、容量は2,048MB。

　インターフェイスはDual Link DVI-I×1、Single Link DVI-D×1、HDMI×1、mini DisplayPort×2。HDMIとDVI-Iは排他利用。補助電源コネクタはPCI Express用8ピン×2。本体サイズは310×127×40mm(同)。CrossFireケーブル、V-Check pointケーブルが3本、補助電源変換ケーブルが2本、mini DisplayPort→DisplayPort変換ケーブルが1本、DVI→ミニD-Sub15ピン変換アダプタが1個付属する。

R6970 Lightningの独自設計基板やクーラー