韓国Samsung Electronicsは米国時間の22日、Androidタブレットの「GALAXY Tab」に10.1型と8.9型のモデルを追加した。
従来の7型モデルは、OSがAndroid 2.2で液晶解像度は1,024×600ドットだったが、新モデルとなるGALAXY Tab 10.1および同8.9は、OSがAndroid 3.0となり、液晶解像度も1,280×800ドットに進化。その一方で、本体の厚さは7型で約12mmだったものが、両新製品とも8.6mmに抑えられ、タブレット製品として世界最薄を謳っている。
ソフトウェア面の特徴としては、独自のユーザーインターフェイスTouchWiz UXを採用するほか、音楽アプリのMusic Hub、電子書籍アプリのReaders Hubで各種配信コンテンツを楽しめる(利用できる地域は限定される)。
本体サイズ以外の主な仕様は共通で、プロセッサが1GHzのデュアルコアで、MPEG-4/H.263/H.264、DivX/Xvidといった動画を1080pの解像度でフルフレーム再生可能。メモリ容量は16/32/64GBの3種類。3Gは最大下り21MbpsのHSPA+ 850/900/1900/2100とEDGE/GPRS 850/900/1800/1900。このほか無線機能として、IEEE 802.11a/b/g/n無線LAN、Bluetooth 2.1+EDRに対応。
カメラはLEDフラッシュ付き300万画素メインカメラと、200万画素前面カメラを装備し、720pでの動画撮影も可能。インターフェイスはUSB 2.0とmicroSDカードスロット、センサーはジャイロスコープ、加速度計、デジタルコンパス、環境光センサーを内蔵する。
本体サイズ、重量、バッテリ容量は、10.1型が172.9×256.6×8.6mm(幅×奥行き×高さ)/595g/6,800mAh、8.9型が157.8×230.9×8.6mm(同)/470g/6,000mAh。
GALAXY Tab 8.9 | 背面 | 側面 |
(2011年 3月 23日)
[Reported by 若杉 紀彦]