11月11日(現地時間) 発表
米NVIDIAは11日(現地時間)、2011年度第3四半期(8~10月)決算を発表した。これによると、売上高が8億4,390万ドル(前年比6.6%減)、純利益が8,490万ドル、1株当たり利益が0.15ドルとなった。1億4,100万ドルの赤字だった直前期からは回復した。
この四半期はGeForce GTS 450といったFermiアーキテクチャの下位モデルを投入。NVIDIAのジェンスン・フアンCEOは「危機的状況は脱した(角を曲がった)。会社の実行速度が以前のレベルまで戻り、デスクトップシェアも回復しつつある」とコメントしている。また、Tegra搭載のスマートフォン、タブレットがもうすぐ市場に登場するという。
第4四半期は売上高が今四半期比3~5%の増加、営業利益3億ドルを見込む。
(2010年 11月 15日)
[Reported by 山田 幸治]